図書館から借りてきた「週刊金曜日」の記事から、


佐藤幸子さんという方が書いておられる「福島の空を見上げて」というシリーズの2回目、今年4月の「学校に行かなくてもいいよ」を紹介します。


昨年3月31日、「原発震災復興・福島会議」を3人で立ち上げた佐藤さんは、福島県教育委員会に「学校、幼稚園、保育園の空間線量を測り、ホットスポットを見つけて除染するまで、始業式、入学式、入園式を行わないようにしてほしい」という内容の要望書を提出しました。


驚くことに、福島県ではあの時点でガイガーカウンターさえ持っておらず、学校等の測定予定もなく、当然通常どおり新学期を迎え授業するつもりでいたのです。

要望を受けた県は、4月初めの3日間で測定しましたが、県内の約75%が放射線管理区域であるという結果を知り、愕然としました。


4月18日、「ただちに授業を中止し、子供達を避難させてから除染を行い、安全が確認出来てから再開させてほしい」と各市町村に進言書を提出。


翌日、国が出した結論は、年間被曝量20ミリーベルトでした。

中通り地区を避難させないための基準値だとすぐにわかり、本当にこの国は何を守ろうとしているのか、と怒りが爆発しました。


「病気になっても、医療が発達するから、ガンは治せるから大丈夫だよ、それより経済が立ちゆかなくなる方が大変な問題」と言った地元議員の話を聞いた時、子供の命より経済を優先するこの国を、根本から変える必要があると強く思いました。

戦後行ってきた教育の誤りがもたらした結果と言わざるをえません。


昨年3月13日、山形市に子供だけを避難させましたが、中学3年生になった娘は転校を拒み、一学期はまったく学校へ行きませんでした。


2学期、米沢に引っ越し、母子で一緒に生活することを条件に転校を了解してくれましたが、結局数日登校しただけで、また休んでいます。

娘にとって、この状況を受け入れたくないという意思表示のストライキをしているわけです。


私が娘に出した答えは「命を大切にしない文科省の指導要領の元で行う教育なら、学校へ行かなくていい、お母さんが学校を作るから」


今の日本人に欠けているのは「自分で考えて決断し行動する、そしてその結果に責任を取ること」だと今回の事故でつくづく感じました。


娘は娘なりに今回の放射能問題としっかり向き合い、自分の納得する答えを出していけると信じています。


と書かれた賢くて、しっかりしたお母さんに共感し、「あすのわ」仲間から誘われた「原発事故の責任をただす!福島原発告訴団」に加わる申し込みをして、今夜で15回目になった「脱原発・市民ウォークIN滋賀」に参加してきます。