一昨日、友人達と集まって、いろいろ相談した後、お喋りしました。

皆、もう子供は育ち上がり、孫がいる人もいます。


育児中は、自分のことを後回しにしなければいけないことも多く、子供のことで仕方なく人に頭を下げなくてはならない場合もあるし、「子育て」は、否応なく女を“おとな”に成長させるんじゃないか?という話になりました。


子供がいても、おとなになれてない女の人もいるけれど、母親が子供に育てられることもあるよねと話しました。

「『育児』とは『育自』である」と言われます。


俗に「十月十日」と言われるけれど、医学では280日という妊娠期間中、自分のお腹の中で日々育み、命懸けで出産して、夜も寝ないで授乳して育てれば、たいていの母親は「命」の重さやはかなさ、愛しさをひしひしと感じるようになります。

まっすぐに、全身で愛を求め、まつわりつく幼い子供を守り、育てる責任を感じたら、子供達が生きていく未来は、出来る限り平和で、美しくあってほしいと願います。


「あすのわ」仲間が転送してくれた話ですが、千葉から大阪へ避難して来られたお母さんは、軟便がなかなか止まらず、虫歯なんて一本も無かったのに、治療しても虫歯が治らない息子さんと、健脚を誇り、山登りが大好きだったのに、脚がだるくて山には行けないと言う娘さんを見ていると、気が狂いそうになると言われています。だから、大阪での瓦礫焼却には、絶対反対だと。

命が危険にさらされたり、病気になる不安がつきまとう「豊かで便利な生活」より、安心して暮らせ、子供達が元気に笑っていてくれるなら、不便になろうと、貧しくなろうと、母親達は我慢出来ると思うのです。


だから、お母さん達は理屈でなく、本能的に「原発」は、もうやめて!と思うんでしょう。


お父さんや、おじさん達、おじいさん達には、経済的にいきづまることの方を怖れる人達が多いようです

「命あってのものだね」というのに。

どれだけ稼げるか?男としては、その力が評価される価値観が染み付いてしまっているからでしょうか?


原発事故をきっかけに、「豊かな暮らし」「生活」に対する考え方の転換が迫られていると思います。


原発が生み続ける「核廃棄物」の10万年後までも及ぶ危険性を知り、今「便利な生活」をするために、未来にツケを回すことは、愚かで勝手で傲慢過ぎると思いました。


お父さん達も、仕事一辺倒の人生でなく、もっともっと子育てに関われば、価値観も変わると思いますが。