19年前、滋賀県内の4生協が合併して、「コープしが」が発足しました。


その直後から、次々に様々な問題が発覚し、民間企業よりは民主的な組織運営がされているはずと思っていた生協が、そうではなかったことがわかりました(-_-#)。


生協本来の姿に戻したいと願う組合員達は、知恵と力とカンパを集めて、あきらめずに長年頑張ってきましたが、組織(加入組合員数=現在14万人)が大きくなるにつれて、商品を買うだけでよい、運営には興味も関心も持たない、関わりたくないと考える組合員が大多数となり、「出資」して、「利用」して、「参加」するという生協の三原則は、「出資」と「利用」だけとなり、「参加」する組合員がほとんどいなくなったことで、常勤理事達の組織運営の仕方についてチェックが出来なくなっています。


組合員の代表として、常勤理事会をチェックすべき非常勤理事達は、“イエスマン”や“イエスウーマン”ばかりが選ばれるようになり、監事までが常勤理事会を支持する人がほとんどになっています。

理事会に対して、厳しい意見を言う組合員達は、「クレーマー」のように思われ、組織も情報も、お金も自由に動かせる常勤理事達に対して、どれも持たない組合員では、なかなか体質改善が出来ないでいます。


が、常勤理事達と違って、地位や高収入など「失いたくないもの」を持たないただの主婦組合員達なので、あきらめずに頑張っています。


生協の予算案や決算、定款や規約の変更は、年に一度の「総代会」に提案され、採決されます。

会社で言うと、株主総会のようなものです。

組合員の代表である「総代」が株主と違うのは、出資金額の多少によらず、一人一票の権利という点です。


総代は、毎年、組合員が立候補して選ばれますが、なりたい
という組合員が少ないので、職員が地域委員等をしている組合員に頼んで立候補者を集めています。


これまで、各地域とも立候補者が定数内だったので、選挙無しで総代になれたのですが、昨年は立候補者が定数を超えた選挙区が4地域あって、選挙をすると広報されました。


普通なら、出来るだけたくさんの有権者(組合員)が選挙に参加出来るように、共同購入の際に投票用紙を受け渡ししたり、店舗会員には郵送して選挙に参加してもらうようにすると思いますが、実際には正反対のやり方をしています。


総代選挙についての細かい規程がないのを幸いと、広い選挙区(8小学校区)の中で、一カ所だけを投票所に指定し、昨年は朝10時から14時までの4時間の間に、投票に行くという選挙方法にしたのです。

不在者投票制度も、ありません。


選挙になったのは、理事会に対して厳しい意見を言う組合員達が在籍するエリアばかりで、定数を超えた人数も、その人達の数と一致しました。

理事会のやり方を批判する組合員は、総代になれないようにしようという意図を感じます。

そこまで、するんですね~。

昨年は、職員や理事に頼まれたから総代に立候補したけれど、選挙になるなら立候補を辞退するという組合員が、何人かいたため、二つの選挙区で選挙が無くなり、残る二つだけが選挙となって、「改革派」が3人とも、見事に落選となりました(-_-#)。


落選した人には、事務局から「落選されました」とだけ連絡があり、立候補者それぞれの得票数や投票総数をたずねても、プライバシーに関わるからと、答えてくれないので、情報公開制度を使って、開示請求したそうです。

その選挙区の有権者(組合員)総数は、11,164人で、総代選挙の投票日とされた10月の三連休中日の4時間の間に、投票所へ投票に来た組合員は、42名だったことがわかりました。

投票率は、たったの0.37%です(@_@)。

職員やその家族、理事や元理事が頼んだ人達が投票に行った結果ではないか?と推察されます。


郵送による投票にすべきと出した要望書も無視され、今年も昨年と同じやり方で、投票時間が2時間延ばされただけです。

辞退する立候補者が少なかった今年は、4つの選挙区で選挙が行われることになりました(-"-;)。


民主的な組織運営の生協にしたいと願って、理事会に耳の痛い意見を言う組合員達を排除しようとする生協になっています。

「コープしが」では、前日までに申し込めば、組合員が理事会を傍聴することも出来たし、経理の書類を閲覧することも出来て、情報公開が進んでいたのですが、イエスウーマン総代が大多数になった今年の総代会で、理事会の傍聴は出来なくなり、経理の書類閲覧には組合員の3%(4200人)の署名が必要という議案が可決されてしまいました(`ヘ´)。


北欧の国々は,税金が高いけれど、情報公開制度がしっかりしているため、無駄遣いが出来ないようになっていると思うと、フィンランド人の女性が言っていました。


情報公開制度が後退した組織は、ますます腐敗していくんでしょうね。