今月初めから、大津市の中学生自殺事件が新聞やテレビ等 で、取り上げられ、全国的な問題になっています。


生徒達がアンケートに書いた「いじめ」の実態を読んで、もし自分の息子がこんなことをされていたらと思うと、かわいそうで、涙が出そうでしたし、どうしてこんなひどい仕打ちが出来るのか?学校の先生達や教育委員会の対応にも、腹立たしくてなりませんでした。


どんな家庭で、どんな風に育てたら、こんな子供達になるのか?知りたくて、「加害少年の保護者はPTA会長等」と見出しにあった週刊誌を買おうと思いましたが、書店もコンビニも売り切れで、見つかりませんでした。

地元だから、でしょうか?

その後、ブログ等で、いろいろわかってきましたが、加害者と両親や兄弟の名前や仕事、在籍校や転校先まで書いている記事がありました。


ひどい事をした加害者という疑いがあるとしても、間違った情報ならば大変だし、本当の情報だとしても、一種の“リンチ”のような気がします。


地域での「在日」や「差別」の問題について書かれている記事もありました。


どこまでが本当なのかは、わかりません。

中学生が、自分の名前を出してアンケートに答えを書くのは、とても勇気の要ることだったと思います。

それなのに、先生達はそれに応えようとせず、きちんと確認もせず、自分達の責任を問われないように隠蔽しようとしたと思われても仕方ない対応でした。


担任の先生は、ずっと何をしていたの?
と思いました。


こんな「いじめ」に気がつかなかったと言うなら、教師としての資質を疑いますし、ネットには「いじめられている」と亡くなった生徒が訴えたら、「たいしたことじゃない。お前が我慢すれば、丸くおさまる」と言ったという信じられないような記述もありました。

週刊誌のインタビューに鼻歌を歌っていて、答えなかったという記述もありました。

「自分達のクラスに、学校に“いじめ”があってはならない!あったとわかれば、教師として、校長として“評価”が下がってしまう」という考え方にとらわれて、生徒が自殺しても、なんとか大事にしたくない、小さく思われたい、隠したい、問題になりそうな部分、責任を問われそうな事は、なかったことにしてしまいたいという姿勢が感じられ、原発事故の際の電力会社や、政府の発表と共通したものを感じます。


テレビの映像を見て、どこの中学だろう、息子が通っていた学校とは違うような、学区内にあんな高層マンションは無いし、と思っていたところ友達からその中学校の名前を聞きました。

友人の息子さん達が卒業した学校でした。

今月半ば、生協の民主的運営を求めて活動し続けている「なでしこ・オバン」のメンバーで集まった時、この話になりました。

記者会見で、責任逃れな発言をしているとしか見えない教育長は、かつて友人の息子さんが通っていた中学校の教師をしていた人で、その頃は“すごく、いい先生”だったのだそうです。

皆、「へぇ~」信じられないーという反応でした。


彼女の話は続き、それが、今年の春頃「あすのわ」の仲間達と一緒に教育委員会に、学校給食の材料の放射能検査を実施して欲しいという要望書を持って行った時、教育長として対応したのがその人で、久しぶりに会ったら、「国が安全と言っている基準内の食材を使っているんだから」と、検査機の導入には乗り気でない意向で、「あぁ、“保身”に向かいはった」と思ったそうです。

ちなみに、滋賀県甲賀市では、要請後すぐに市長が予算措置をしてくれて、検査機を購入し、給食センターで検査が開始されたそうです。


それなりの地位や高収入を手にすると、
事実を曲げたり、隠したりしても、「保身」に走る人が多いですね。


守りたくなる地位も収入も手に入れたことが無いフツーの主婦なので、実感出来ませんが。

自分の命に変えても守りたいのは子供だけなので。


この事件で、これまで数々のいじめによる自殺事件の時に、あらわになった学校や教師の閉鎖的体質や教育委員会の問題点があらわになってきました。


大津市長越さんは、今年1月末に就任したばかりで、前市長時代に起きた事件と対応のまずさを責められるのは、気の毒な気もしますが、この際、問題点をはっきりさせて、今後子供達が死にたくなったりしないような学校に変えていってほしいし、そうされるなら、仲間達みな母親として、市民として、出来る限り応援したいと思います。