6月5日の夕刊コラムに、作家中島京子さんの「再稼動に思う」という文がありました。


共感したので、後半部分を紹介します。


「原発事故が私たちに直面させた問題は、なにひとつ解決せずに続いている。

約16万人の人々が故郷を離れなければならず、屋根もないところで水に浸かっている燃料棒は未だ安全な場所に移すことが出来ない。

メルトダウンした燃料がいったいどうなっているのかはわからないままだ。


原子力発電所に事故が起こると、何が起こるのか、私たちはまさに目の当たりにしていて、しかもその結果のすべてが見えているわけでもない。

この状態で、原発再稼動だけが進んで行くのに、強い違和感を覚える。


立ち止まって考える機会を逃がし、いったいどこへ進もうというのだろう。

『あの事故からすら学ばなかった』という事態にはなりたくないと、誰もが思っているだろうに。」