昨日、「東日本大震災」の一周年を前に、「大飯原発」3.4号機などの再稼動を止め、廃炉を実現するための、「さいなら原発・びわこ集会・パート2」が大津市民会館で開催されました。
 
 
私も友人達と参加しましたが、「あすのわ」の仲間がメールで報告してくれたので、コピーして送信します。
 
 
小林圭二さん(元京大原子炉実験所講師)が、「原発の運転再開に反対する根拠」と題して講演され、福井の原発が、加圧水型で、福島原発の沸騰水型とは異なり、原子炉内の水位が確認しにくく、いわゆる空焚きによる炉心熔融が起こりやすく、福島原発よりも危険性が高いこと。
 
メルトダウン・メルトスルーした福島原発で冷温停止などありえず、底の抜けたバケツに水をかけその温度を測って冷温などといっている。大事なことは、地下にある汚染水が海に流れ出ないように、遮水壁を建設することだ。しかし、10月着工といっていたのに、未だに進んでいない。
 
除染も放射能を移動させるだけで、何も役立たない。逆に放射能の濃縮を招くこともある。ストレステストも、テスト結果を判断する基準は無く、再稼動をもくろむためのものだ。
 
大飯原発を再稼動させてはならず、原発がなくても、電力供給に全く問題はないと結ばれた。
 
次に、2006年3月、金沢地裁で裁判長として、北陸電力に対し、地震対策の不備などを理由に志賀原発2号機の運転停止を命じる判決を下した井戸謙一さん(福井原発再稼動禁止仮処分裁判にかかわる弁護士) の報告がありました。
 
現在彦根市で弁護士活動を展開しておられる井戸弁護士は、福井原発再稼動の禁止の仮処分を求める裁判について、再稼動するなら福島の教訓を踏まえてからでないとダメだとする、極めて控えめな裁判だが、これは、再稼動の議論が高まるまでに、仮処分によって早い結論を求めようとした提訴の意図を話された。滋賀県民を中心とした168名の原告が、つまり立地県でない滋賀県民が提訴していることの意義と、4つの争点〔原発の老朽化・耐震問題・津波の想定の低さ(2m)・立地場所が傾斜地であり、深層崩壊が起これば原発はひとたまりも無い〕で争っていることを説明された。
また、週開けに提訴される大飯原発3.4号機再稼動を止める裁判について、現在は、再稼動は政治判断と地元了解によって進められようとしているが、法律的にそれを出来ないようにしようとするもの。つまり、法律的には、再稼動のためは、経産相が定期検査終了証を電力会社に交付する必要があるが、既に、安全設計審査指針(いわば基本設計に当たるもの)が短時間の電源喪失しか想定されていないた既に効力の無い指針になっている(安全委員会・斑目委員長ですら認めている)ため、それに基ずく技術基準(いわば詳細設計)も意味が無く、したがってそのような指針も基準も無い中で、定期検査終了証の交付は出来ないことから、短期間に、再稼動を法律的に止められる裁判だということでした。
 
集会後、友人とこの「裁判を支える会」に入りました。
 
最後に、福島の人たちが、20ミリシーベルトまで安全として20ミリを強制されていること、そのため疲れきっている状況や、不安を口にできない状況---不安を言えば「非国民」「非県民」扱いされる「戦前ではないか」と思われる状況---にあり、福島の子どもたちを放射能から少しでも遠ざけるための「びわこ1・.2・3キャンプ」(福島の親子を40人、3月26日~4月1日、マキノ町にむかえて、外でゆっくり楽しくすごしてもらう支援交流キャンプ)のような取り組みが大事だと、このような取り組みに対する支援を訴えられた。そして、今こそ日本が変わらねばならない、今が正念場だと、さらに強く訴えられた。
 
そのあと、さまざまな取り組みのリレートークや兵庫と京都の集会から駆け付けてくれた社民党の服部議員の国会ミニ報告、そして、「びわこ1・.2・3キャンプ」に取り組む実行委員会の支援・カンパ要請がありました。
 
集会決議と挨拶で集会は閉じられ、その後参加者150人で大津駅までデモし、大津市民に再稼動反対を訴えました。。
 
今日は、全国各地で大規模な集会やデモが行われていました。