「騙す人は、もちろん悪いに決まっているけれど、騙された人達にも責任がある」という言葉に、毎日新聞の記者は、映画監督伊丹万作の敗戦直後のエッセイ「戦争責任者の問題」を思い出したそうです。

「『騙されていた』といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度も騙されるだろう。いや現在でも既に別の嘘によって騙され始めているにちがいない」という。

「あすのわ」の若いお母さんも、お舅さんに「国が国民を裏切るようなことをするはずがない!」と強く言われて、とまどいながら、言い返せなかったと言っていた人がいました。


そう思い込んでいる人達もいるんですね。

私達はテレビの映像を疑うことがあっても、大新聞社が書いた記事は、つい信じてしまいがちです。

が、「大本営発表」にずっと騙されていたことを思い出すべきです。

新聞社も、広告を出してくれるスポンサーには頭が上がらないから。

電力会社が競争相手がいないのにCMを作るのは、宣伝料でマスコミを動かすためでしょう。

だから、広告無し、購読料だけで発行している雑誌「暮らしの手帖」や「週刊金曜日」の記事は他の雑誌よりは信じられるかなと思います。

ニュースやCMからの情報を鵜呑みにせず、本当のことを知ろうと自分で努力し、納得出来るまで調べてから判断しないと、騙されても文句は言えないかもしれません。


国や国民の安全や未来より自分達の金儲けを優先する政治家や官僚、経営者達ばかりが上の方に居る社会では、国民は賢くなって、強くならないと、ひどい目にあってばかりになりそうです。