古本屋で見つけた「掘り出し物」は、3冊、
①「世なおしトークあれこれ」美輪明宏著
② 「スピード電子レンジクッキング」堀江ひろ子著
③「雑貨探しの旅ノート」フクイユキ著
です。
①は、「世の中理不尽だ、腑に落ちないと、お考えの皆さまへ・・・ 発想の転換とその方法」と帯にありました。
美輪明宏サンの考え方は、好きなので、パラパラめくったら、「男と女について」が面白かったので、買いました。
少し紹介すると、
「私は生まれてこの方「強い男」と「弱い女」というものを見たことがありません。常識でいう「強い男」と「弱い女」とは「腕力」の差だけを基準にした言葉なのです。
真理では、「女は精神的にも生理的にもあまり強すぎるので、神様が腕力を取り上げ、男は心身ともに弱すぎるため腕力を授けた」のです。
(うん、そうかも。女は子供を産んで、育てなきゃいけないから、強く逞しくなくちゃね。)
~略~中小企業の社長で倒産したからといって首をつって死ぬのは男の社長だけです。倒産して首吊り自殺の女社長など、これまでひとりもおりません。
女は精神的にも生理的にも「開き直り」という武器のしたたかさがあり、逆に男はガラス細工のようにデリケートで気が小さく生理的にももろいのです。
~略~
男が弱い、その大本の原因は劣等感なのです。劣等感が服をまとっているのが男なのです。
~略~
男は常にさまざまな不安や自己嫌悪や自己不信を抱いているのです。だから力に憧れるのです。~略~
その半面、劣等感を逆なでされると逆上します。暴力に及び、そねみ、ねたみ、ひがみ、恨み、挙げ句の果て卑劣な行動に走ります。
一方、女には劣等感はありません。それは女には「でも」と「しかし」という水戸黄門の印籠のような切り札があるからです。
貧乳の女は、巨乳爆乳の女には「でも頭は悪そう」と切り返し、ブランドずくめの女には「でも売春でもしてるんだ」とつばめ返し。容姿も趣味も良い女には「でも根性は悪そう」
と切り捨てる。男と違って決して白旗を揚げることはない。
以上の理由から、男は劣等感や己の弱さをごまかそうとして見下せる女を探し求め可愛いと言い、見上げる女は煙たく憎らしく「ブス」と言うのです。だから女はブリッコしてバカを装うのです。
そして男はいつもだまされる、「女はか弱い可愛い」と。故に「弱い女」とは弱い男たちの「かくあらまほし」という願望がつくり出したこの世に実在しない空想の動物だったのです。
おあいにくさまですねぇ。」
とありました。
遥洋子さんの講演にも通じる話でした。
他に、「いじめについて」「恥について」「大人の義務について」等興味深いです。
②は、これから、台所でガスを使うと暑いし、役に立ちそうです。電子レンジ料理の本は何冊か持っていますが、魚や肉等の作ってみたい美味しそうなお料理が載っていました。
③は、色えんびつで描いたようなイラストたっぷりの雑貨探しの旅日記、100
円になっていました。
①と②は、定価の半額以下でした。
それから入口の台の上に「店主お薦めの新刊」として、「カフェかもめ亭」という文庫本が展示してありました。
食べ物の話は好きなので、この文庫本も江國香織さんの新刊「やわらかなレタス」も、読んでみたいと思います。
掘り出し物を見つけて、楽しい一日でした。
