白か黒か?

 丁か半か?

 一か八か?

 

 都市計画道路の拡幅と家の取り壊しにおいて僕が最も懸念していたのが、今いる家が道路境界線にかかるかどうかでした。

 拡幅部分にすっぽり収まる2軒分に、奥に残る家。

 2軒と3軒では買収価格にかなりの差が出ます。僕の目にかかるように見えても、こればかりは市の正確な調査結果を待つしかありませんでした。

 先ほど市職員さんがわが家にお見えになり、答えが出ました。

 

 白! やはり凸部分の玄関とトイレが線上に載っていました。

 

 チョ~うれしい結果です。

 1軒分の補償になるのか、何割かになるのかは今後専門家が決めていくそうです。

 どっちにしても築60年を超えた家がお金を産んでくれるのです。

 こんなにうれしくて、ありがたいことはありません。

 

 52年前の2階建て増しの時に、1階だけ張り出し増築したのが運命の分かれ目でした。

 当時はこの建築が市に認められていたのです。思えば、1990年代に道路並びに新築の家が建ち、数年前に市に買収されていました。市にも道路拡幅の実現を見込めない時期があり、税収優先で建築を許可していたのでしょう。

 

 このところのインフレで資材価格などが定められず、各種調査の開始時期が当初スケジュールよりも遅れるとの話もありました。値上げラッシュは生活に厳しいけれども、今回の買収についてはプラスに働くでしょう。

 

 何から何までラッキーに、話が進んでいます!

 

 ふんわり静かに・・・。