「頭では理解しているのに、なぜか体がついてこない。」
「やめたいのに、やめられない」
そんな経験はありませんか?
私は理学療法士として多くの方と関わる中で、そして自分自身を振り返る中でも、この不思議さを何度も感じてきました。
以前の私は、「脳がすべてをコントロールしている」と考えていました。
でも、学びを深めるうちに、少し違う見方をするようになりました。
最初に作られるのは「腸」
人の体は、お母さんのお腹の中で少しずつ形づくられていきます。
発生学では、初期の段階で消化管のもととなる構造ができ、その後、脳や神経系も発達していきます。
つまり、私たちの命を支える土台の一つが「腸」なのです。
腸は「第二の脳」
最近では、腸は「第二の脳」とも呼ばれています。
腸には非常に多くの神経細胞があり、脳とは自律神経やホルモンなどを通して密接にやり取りをしています。
さらに、幸せホルモンとして知られるセロトニンの多くが腸で作られていることも知られています。
だから、腸の状態が心の状態に影響を与えることは、決して不思議なことではありません。
私が感じていること
ここからは、あくまでも私自身の考えです。
私は、ユング心理学でいう「顕在意識」は脳に近く、「潜在意識」は腸のような感覚があるのではないか、と感じています。
頭では「大丈夫」と思っていても、お腹がギュッと締めつけられたり、逆に「なんとなく心地いい」と感じたりすることがあります。
その感覚は、頭で考えるよりもずっと正直です。
だから私は、腸は私たちの本音を教えてくれる場所なのではないかと思っています。
腸の中には、たくさんの「命」がいる
私たちの腸には、何兆個もの腸内細菌が暮らしています。
その数は人間の細胞にも匹敵すると言われるほどです。
ふと考えることがあります。
「もしかすると、私たちは一人で生きているのではなく、たくさんの命と一緒に生きているのではないか。」
もちろん、これは科学というより、私自身の感じ方です。
でも、そんなふうに考えると、自分の体を少し大切にしたくなりませんか?
身体は、いつも味方
頭だけで頑張ろうとすると、苦しくなることがあります。
そんなときは、頭を説得するのではなく、まずは身体の声を聞いてみる。
深呼吸をする。
温かいものを飲む。
ゆっくり眠る。
そんな小さなことが、心を軽くしてくれることがあります。
身体は、いつもあなたの味方です。
だから私は今日も、「身体を整えること」を大切にしています。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたの毎日が、今日もふんわりと軽やかでありますように。
ふんわり堂🌿
