◆本心を茶化されると悲しい気持ちになるから | しあわせのもと「ここ」にあります

今回のマスター募集の告知で私のことを知ってくださった方もいらっしゃると思うので、

私がこの考え方をどういう風に解釈して、理解して、自分の生き方の中でどう使っているか、ということをお伝えできたらなと思って、以前ウーマンエキサイトで読者からの質問に答えていたコーナーがあったので、そこで答えてきた相談を再掲したいと思います手描きふうクローバー

 

 

 

■バンビさんのお悩み
どこかで冷めた心を持っていて、心から笑ったり、泣いたりできなくて、自分に対しても家族や人に対しても素直になれず、良くも悪くも思い込みが激しいから人との関わりが怖い所があります。素直に生きていきたいけど、自分を信じきれていないところに長い間悩んでます。



 

■回答

心から笑ったり素直になれないのは自分を抑えているから、ということもあるかもしれません。私の話をしますが、私も「どこかで冷めた心を持っていて、心から笑ったり、泣いたりできない」人でした。

昔から優等生で、大人しくしていないといけない、いい子でいないといけない、と思って過ごしているうちに、はしゃいだり浮かれたりするのは自分のキャラではないと思うようになりました。

そう生きているうちに、他人から「キャラじゃない」と思われるようなことは恥ずかしくてできなくなってしまっていました。

なんで心が動かないか…。それは心が動くことを避けているからです。


建前の気持ちを「変だ」といわれても、笑われても恥ずかしくないけど、心から湧き出た気持ちを「変だ」と言われると悲しくて恥ずかしいのです。

だから本心を出さないようにしました。でも本心に気づいてしまうとどうしても出したくなってしまいます。だから本心に気づかないように自分の気持ちに鈍感になりました。そうしているうちに自分の気持ちが分からなくなりました。

すると、当然心から笑ったりできません。楽しくないんですもの。友達なんてできません。何を考えているか分からない人に、人は近寄ってきません。そんな風に窒息しそうな毎日を送っていました。

そんな私が、「変だと思われてもいいや」「笑われてもいいや」「理解されなくてもいいや」「私はこれが好きなんだ」と、人前で裸になるくらいの恥ずかしさに耐えながら、自分の気持ちを少しずつ出すようになっていきました。

そうは言っても、ずっと意識して鈍感力を高めてきたのでなかなか自分の気持ちも分からなかったりします。それでも気づいた気持ちを、タイミングがずれても外にだす「訓練」をしました。そう、これは訓練です。

そんな訓練を続けているうちに気づいたら私は、自分の気持ちを外に溢れ出すことができる人になっていました。

先日、自分の「好き」を全開に出してみました。好きなアイススケーターに会いにいって、その時の喜びを外に向かって出してみたんです。出してみたというより、昔に比べて感情の蓋が無くなっていたので、勝手に溢れてしまったという感じだったのですが。

その時の周りの反応は「可愛い!」「いいなー!」「そんなふうに好きを出してもいいんだ!私ももっと出していく!」と肯定的なものばかりでした。

「そんな様子初めて見る!」という声も出ました。

そう。昔の私はこの反応がイヤだったのです。「キャラじゃない」「意外」「そんな人なんだ、知らなかった」既に出来上がっている型にはまった自分でなければ恥ずかしい。と思っていたんですね。

そんなの、とてもおもしろみのない人間ですよね(笑)。

ですからそんな人は「恥ずかしいけど出してみる」という、心の露出狂になってやる! くらいの意気込みで過ごしてみるといいかもしれません。そうしてみると「なんだ、みんな、裸だったんだ。私だけ服を着てたんだ。逆に恥ずかしいわ!」ということに気づいたりします(笑)。

素直に生きるということは、自分の本心をさらけ出して、傷つくかもしれない覚悟をするということなのかもしれませんね。

 

 

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ふわふわパンケーキにざくざくシリアルがのってて食感がおいしいパンケーキぺこ

 

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