クレヨン王国からきたおよめさん
福永令三 作
三木由記子 絵
講談社
実は、この作品
読んだのは、たぶん1回か2回くらいです。
それも、小学生の頃。
だから、内容はほとんど頭にありません。
なぜなのか、自分でも不思議なんですが
おそらくファンタジー感が薄めだからかな?と思ってます。
タイトルの「およめさん」が何かというと
クレヨン王国から、自分の頭の中におよめさんがやってくるという内容だからです。
どこがファンタジー感薄めなんだ、とツッコミたくなりますが
なんというか、クレヨン王国へ行くのではなく
クレヨン王国から来るので
舞台が現実世界なんですよね。
あれ?でも他にもそういう作品はたくさんあるし…
なんか自分でもよくわからなくなりました💦
なぜだか私にとって、何度も読もうとは思えない作品です。
なぜそう思うのか?
を自分に聞いてみると、どんどん自分の好みが知れますね。
ただ一つ!
登場するスイーツがとーーーっても美味しそうなんです♡
主人公が初めてクレヨン王国に足を踏み入れて
そこで食べるスイーツです。
クレヨン王国というくらいだから、色がとても美しく、味ももちろん👌
『やがて、まっ白な大ざらの上に、ブルーサンセットが、はこばれてきました。
とうめいなガラスの糸で作られた鳥の巣状のうずまきが高くもり上がって、その下にまんまるの赤いイチゴのムースが光り、だいは生クリームとフルーツをつつんだクレープです。おかし全体に、あわい空色のとろりとしたみつが、かかっています。』
このブルーサンセットが強烈に印象に残っています。
さし絵にも描かれていないので、想像するしかありません。
私にとって、永遠の憧れスイーツなのです。