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ふぬ競 第二章

競輪祭は、現地参戦予定。

 

 



「今年は前半戦が情けなかったですけど、
 後半は盛り上げられていると思います。
  (目標のグランドスラムへ向けて)
 あと日本選手権と競輪祭ですね。
 まだまだ足りないので、
 次の競輪祭を取らなきゃいけないので
 頑張りたいですね。」


激闘となった寛仁親王牌を制したのは
S級S班・古性優作。
郡司のホームカマシに飛びついて
4角でインを突いて抜け出して
後続を制しての優勝。


今年はすべての特別競輪で優出し
オールスターに続く2冠を獲得
目標があったら厳しい捌きを見せ
ライン先頭では自力と自在を使い分け
どんなメンバーや展開でも
上位着に絡む抜群の安定感と力強さ

「競輪の完成形は古性」と
多くの解説者やファンに称えられながら
現状に満足せず、常に進化を求める姿は
求道者のような領域


次回の小倉競輪祭で優勝すると
あとはダービーを取るとグランドスラム
ただ……養成所の滝沢所長からは


「ダブルグランドスラムを目指せ」
と言われているという古性


自力・自在・追込と、競輪のすべてを
ハイレベルでこなしていながら
さらにその上を目指している古性
次回の競輪祭で、その究極の姿を
現場で見るのが楽しみでもあります。


おめでとう!古性!





戸郷っぽい男
「アドバイス通りに突っ張って
 新山を出させませんでした。」

怪盗
「クライマックスシリーズでは
 残念な結果だったな。」
 





レース前に恒例の
ふぬ競・特別解説員(無報酬)

今回はわりと穴車券を獲っていて
決勝で大勝負、と謳っている


灰人さんとの検討会



「柴崎あっちゃんのおかげで

 5万シューをいただいて
 けっこう儲かったわ。
 で…お前の本命は誰よ。」



「ユキノリが軸。」


「チッ…ちょっと小銭をもらった
 くらいの選手に恩義なんか感じて
 展開無視で穴車券を買うのかよ…
 まあ、でも慎太郎も守澤もだんだんと 
 弱くなってきてるから、ユキノリが
 新山の番手を回る機会は、これからも
 あるかもしれないな。」


「じゃあ…お前の本命は?」



「今節どうみても調子は抜群
 太い肝っ玉で何事にも動じない
 ビッグハートを持つ男が
 展開の利を活かして優勝。
 なぜか全然人気がないから
 帯を狙えるくらいのオッズだ。」


「………………誰よ?」



「無表情な競輪サイボーグ
 ビッグハートな寺崎浩平。」



「いやだって……ローズカップで
 あれだけのヘタをこいちゃって
 また決勝で同じ並びなんだよ?
 村上お兄ちゃんがいた頃なら
 『後ろ回るか』って最後通告が
 出されちゃってもおかしくないし
 それで死に駆けしないっての?」


「そりゃ、村上お兄ちゃんがいた頃は
 脇本も古性もまるで奴隷のように
 死に駆けをしてたけどよ……
 寺崎がデビューした頃には
 もうワッキーは好き勝手な自分だけの
 後ろをブッちぎる捲りを打ち続けてるし
 寺崎が『僕の完成形は古性さん』って
 言ってる古性も、ここ3年くらいで
 死に駆けしたことなんか、ワッキーの
 前回りしたどっかの決勝の1回しか
 見たことないぜ。」


「まあ……そりゃそうだけど。」



「そもそも、最近の若いもんなんて
 厳しくしたらパワハラだなんだって
 騒いじゃうし、『好きにしろ』って
 言ったらホントに好きにしちゃうし
 もう村上兄や古性の師匠格だった
 松本整さんとか郡山久二さんの
 昭和平成の競輪じゃなくなってんだよ。
 寺崎なんざナショナルが長かったから
 もう30歳になるのに稼ぎは少ないし
 タイトルもグランプリも山ほど獲って
 大金持ちのワッキーや古性の金のために
 献身するのも納得しないだろ」


「はぁ…………。で、展開は?」



「まず古性が前受けして
 近畿ー神奈川ー東北ー単騎の初手
 で…新山が赤板で斬るんだけど
 斬った場合はいったん緩むから
 そこをすかさず郡司がカマして先行
 寺崎は7番手か、レースに参加しない
 河端が最後方にいたら6番手で
 そこから新山の先捲りに乗って勝負。
 新山が斬れなかった場合は、郡司が
 追い上げて脇本のヨコまで行って

 ウリウリと競ってくれるだろうから
 寺崎はピッチを落としてマイペース。
 アタマでなくても、十分残れる。」


「う〜ん……なんというか……。

 いちおう、ちゃんと

 展開を考えてるのね。」


「しかもオッズはワッキーから
 寺崎でもけっこうオイシイし
 寺崎が捲りに構えてワッキーが
 追走ミスって消えてくれたら
 もうそこで10万車券どころか
 小銭で帯を目指せる配当。」



「まあ…そんなオッズになるのは

 同じことを考えてる人が
 世間にはあまりいないからだろうね。」


「ユキノリのアタマよりは
 夢があるだろうがよ。
 新山が斬りに行って

 すんなり寺崎が出した瞬間に

 『出すんか〜いッ!」って
 騒然となるのが楽しみだな。」



「………………ソウデスカ。」


実際のレースは古性がS取りして
近畿ー神奈川ー東北ー単騎両者
そこから赤板で新山が斬りに行って…

 


寺崎はなんとかツッパリきるも
ワッキーは新山に多少絡まれて
ユキノリはインから古性を弾くも

 


弾き返された上にトドメの一発を
食らって締め込まれ、筆者の車券は
あえなく打鐘あたりで終了



そして新山が力尽きて下がった
最終ホームで、郡司がカマシで発進
…も、下がってきた新山が邪魔になり
追走の小原太はクチが開いてしまい

 


 

郡司はワッキーを押し込んでから
寺崎を交わしに行って先頭に立ち
押し込まれたワッキーは内に差して
仕掛けることができず、古性は
ワッキーを捨てて郡司後位に切替え



 

最終バックから脚をためていた
佐々木悠が捲りに行って、
決まったかのタイミングでしたが…
古性が一発張って、4角をを回る所で
郡司にも弾かれてやや失速



この時の古性のハンドル捌きが凄くて
いったん外に差していたはずなのに
瞬時の判断でハンドルを引っこ抜いて
郡司が佐々木悠を張って内帯線を外した
隙をついてインから突っ込む動き


そのまま直線で伸びた古性が優勝
2着はインから古性に続いた小原
道中何もしないで、直線だけ踏んだ
河端が佐々木悠を交わして3着

12万車券ですか……。



「新山も郡司も意地を出したんで
 ワッキーは二人と絡む形になって
 郡司に押し込まれてのイン差しか。
 しかし、あそこで瞬時の判断で
 ワッキーを捨てた古性はエグいな。」


「ああ、4角でハンドルを抜いてから

 一瞬だけ郡司が膨らんで開いた所で
 内に進路を変えたのも凄かったわ。」


「う〜ん……早めからカマして
 もう郡司が苦しくなってたから
 あそこは佐々木悠を張る動きを
 しなくてもコーナーで膨れる
 ところなんだよなぁ…でも、
 あのタイミングでそこまで冷静に
 瞬時の判断ができるのは凄いわ。」



郡司もヤルことはやりましたが
ホームで下がってきた新山が邪魔になり
追走の小原太が避ける動きでちぎれ
よりによって古性が番手に切り替えるとは。
小原太が追走していたら佐々木悠との
どっちかが優勝だったような……。


そして佐々木悠は、しっかり脚を溜めて
自分のタイミングで捲った3角では
「獲ったッ!」って感じだったのでは。
古性と郡司に一発づつ食らって終了して
しまいましたが、一瞬夢を見たと思います。
でもまあ、関東は若手の層が厚いですから
今の競走をさらに磨いていけば
数年はタイトルのチャンスがありそう。


古性は……灰人さんが語ったように
1センターの郡司に切り替える動き
そして4角でのハンドルぶっこ抜きから
インをしゃくる動きの瞬時の判断が
完璧な正解だったことが勝因ですね。
別線が抵抗して泥試合の様相になって
ワッキーを捨てていい展開になったのが
むしろ追い風になったような…



車券の結果は……
決勝は打鐘でユキノリが古性に
一発食らわして喧嘩を売って
5倍返しくらいで撃退されたあたりで
もう何の希望もないカミクズに。



負け戦でも全くいいところがなく
粗品の「ただあ」も今回は無く
ただただ、ふて腐れながら終了です。





そして…静岡グランプリの出走権と
来年のSSを賭けた戦いはこんな感じ




すでに決めている古性が獲ったんで
確定者は増えていませんが
清水と眞杉は賞金でほぼ決定に
12位の吉田拓矢あたりまでが競輪祭で
優出して上位の着ならチャンスあり
その下の慎太郎以下はもう
「獲るしかない」状況でしょうね。


さて……このあとは
今週の土曜日からは京王閣記念



 

そしてその後はリニューアルされた
防府記念。



現在は地元記念6連覇中の清水が、
太田海也や取鳥のアシストを受けて
7連覇の偉業を達成できるか…?



そのあとは四日市のナイター記念
そして今年最後の特別競輪
小倉競輪祭の開催でございます。



京王閣記念は平日が決勝なんで
見るだけになりそうですが
防府はメンバー次第で準決・決勝を
打ちたいですねぇ。(更新は緑保留)


小倉競輪祭は今のところ
3・4・5日目を現地観戦で
楽しむ予定で、ブログはおそらく
毎日更新します。(赤保留)


皆様お疲れ様でした。
次回は防府記念の準決勝か
競輪祭の初日の更新です。