忘れた頃に実現した夢の話、続き。
打ち合わせの電話を切った後も、弟くんは質問が定まらない様子でした。
これとこれ両方聞きたい、といい出します。一応似た感じの、一つの質問からの広がりとして受け止めることもできそうだが…。
親が子どもの言葉を整理して、質問をメッセージで送り直した方がいいのか?
と思ったり、
いやいや、子どもを出演者の一人として扱っていたんだから、これは、少し質問がずれたとしても、本番での先生とのやり取りが楽しくなるのでは??
と思えたりしました。
日頃の、根回しせずにはいられない性分で、もう一度連絡を取りたくなり、夜のうちに担当者にメッセージを送ったのでした。
電話切った後、また微妙に表現が異なる少しずれたことを
質問したいといってますが、
大丈夫でしょうか?
今日と同じ質問が言えないかもしれません。
すぐに来た返信は、
子どもらしさが大事なんです、ありのままが良いんです!(…主旨)
という温かいお返事でした。
子ども目線の、ありのままを受け入れてもらえる安心感。
ホッとしました。
私は誤解していました。
博士ちゃんみたいな子しか、採用されないのかと思っていました。
将来、研究者を目指すような、大人もうならせる質問をしなければならないのかと思っていました。
普通の子どもが主役で良いんだ。
子どもの話を先生が聞き、
そこから深く掘り下げていくように、先生たちが挑むみたいに。
改めて、子ども科学電話相談室の魅力に出会いなおしたような気持ちになりました。
子どものころ、電話相談室に採用されるのが私の夢でした。
私のその夢は叶わなかったけれど、
弟くんの期待が叶ったので、私にとってはもう実現したにひとしい充実した経験となりました。
また、さまざまな科学を、彼がやりたいと思うことを、一緒に体験してみたいなと思いました。
番組放送の当日のお話は割愛します。
受験なんて「おまけ」なんだ、
やりたい勉強する「ついで」なんだよな。
勉強の一部でしかない、
はかることができる能力の、
はかりやすい事柄しか問えない。
子どもが主体、を忘れずにいきたいな。
本当は、何が学びたいのか?
本当に、やりたいことはなんなのか?
子どもの「やりたい」に応えるために
どのような対応をすべきか?
少なくとも一つは、やりたいことを実現できてよかった。
塾一色に染まる前に。

