大相撲豆知識【元大関】 | 働いて・遊んで・悩んで・笑う

大相撲豆知識【元大関】

大関経験者が現役のまま相撲を取り続けている光景を最近はとても多く見るようになった。

今場所も4人。

朝乃山

御嶽海

高安

正代

現役の大関4人と合わせると8人も同時に相撲を取っているわけで、面白いと言えば面白いんだけどね。

 

2020年に”元”が4人になった時が史上初と言われていた。

照ノ富士

琴奨菊

高安

栃ノ心

(この時の大関は 朝乃山と貴景勝)

 

どうしてこういう機会が増えたのか?

弱くても簡単に上げてしまう傾向があるのか?

それはないと思う。むしろ昔に比べると上がりにくくなっているのは間違いない。

 

私が考える理由は4つ。

(1)

トレーニング技術や医療が発達し、現役寿命が延びた。

(2)

力士が大型化し、怪我が増え、陥落しやすくなった。

(3)

ハングリー精神が薄れ、大関になったことに満足をしてしまい精進を怠る人が増えた。

(4)

そしてこれが一番大きな理由だと思うが、

八百長相撲がほぼ無くなり、星の貸し借りが無くなったため陥落しやすくなった。

 

千代の富士だって、白鵬だって、星の貸し借りは当たり前の時代だったからね。

そういう意味ではガチンコであれだけの結果を残した二代目貴乃花が私は史上最高の横綱だと今でも思っている。

 

絶対王者がいないここ数年の土俵は誰が優勝するかわからず、私的にはとても面白い。

新弟子は順調に減っているようだが、上位には若手がどんどん出てきている。

日本人横綱の誕生も見たい。大の里、白桜鵬、琴ノ若 辺りに可能性があるかね?

朝乃山にも期待をしているんだけど、最近の取り口に頭の良さを感じないんだよなぁ、、

宮城野部屋の閉鎖は久しぶりの素晴らしいニュースでまさに万歳三唱ものだ^^

 

さて、今場所は 大銀杏が結えない尊富士と大の里が引っ張る異例の場所になった。

誰にでも優勝のチャンスがある面白い場所になったねぇ

残り五日。まだまだ波乱はありそうだ! ^^/