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気持ちいい&得した気分

彼方への挑戦

松山英樹
 

★★★★★ 5.0

 

ページをめくる度に あ~、もうすぐ読み終わっちゃうよぉ~、、、

と名残惜しくなる本にたまに巡り合うことがある。15冊に一冊くらいかな?これはそ

んな本でした。

松山英樹の半生。ゴルフを始めてからマスターズに優勝するまでをインタビューをも

とに自叙伝形式に編集された内容です。号泣とは言わないがずっと涙を溜めながら

読み進めさせられる本でした。

絶好調だった2017年から3年半も勝てなかった理由はそう言うことだったのか  とか

キャディの変更、コーチとの出会い、マスターズの優勝争いの中でのワンショットごと

の心境など、直接本人の口から聞かなければ知ることができない内容が盛りだくさん

で、なんだかとても得をした気分になれました。

 

プレーヤー松山英樹は大好き。しかし、インタビューなどでの幼さ加減などは日本の

代表として少々残念。。。と言うのが私の彼への印象。でもこんな内容の本を読んで

しまうともう無条件で応援せざるを得ないね (;^^a

 

うまくいかない、だからたのしい

いやいや、そうは言われてもさぁ、、、うまくいかないとキレてしまう自分が恥ずかしいわ(;^^a

 

マスターズに勝った時の4日間278ストロークのうち「自分の狙い」「実際に放ったボー

ル」「結果」、そのすべてがマッチしたショットはパットを含めても20打しかないそうだ。

たった1打のOBやチョロにふてくされている場合じゃないよな。あ~恥ずかしい(><)

 

一つ嬉しかったのは、今私が理想としているスイングをするプロゴルファがいるのですが

昔松山君も参考にしてよくなったというお話。オッ!一緒やん!なんてひとりでニヤけて

しまった^^      兼本貴司  知っている人は少ないシニアゴルファです ^^

 

でも、あの優勝で私が印象に強く残っているのは実は意外な2点。その件は全く触れ

られていなかったけどね ^^

 

一つは、優勝後の早藤キャディのお辞儀

 

そしてもう一つは、優勝直後のアナウンサーや解説の中島常幸さんらの1分近い沈黙

 

日本中で同じように涙を流しているおじさんたちは何十万人もいただろうなぁ (><)

遼君も再び海を渡ったし、金谷や中島啓太などの若手も世界に目を向けている。

日本人ゴルファのPGAでの優勝争いを今年もたくさん見たいぞぉ!