Jユース選抜 vs 高校選抜を見て感じたこと
今日教え子が数人出ていることもあり、国立競技場で行われたゼロックススーパーカップの前座試合、「Jリーグユース選抜 vs 日本高校選抜」の試合を見てきました。
僕もJクラブのユースに携わっていますが、未だに高校とクラブチームって壁があるような気がします。
素材はクラブチームの方が恵まれているけど、プロ選手は高校(学校)の方が多い。
なんでだろう?と今でも不思議に感じてしまいます。
そんな中、お互いのやり方を象徴している状況を目にしたのが、控え選手のウォーミングアップ。
Jリーグ選抜はコーチが先頭に立って効率的に調整していく。
逆に高校選抜は選手たち自身で調整していく。
どちらが正しいと一概に言えないけど、Jリーグ選抜は恵まれているなと感じてしまったのは私だけでしょうか?
ただでさえ、Jクラブのユースは、少人数制で、クラブが育成に何千万円も投資をして環境整備をしたり、選手が着るウェアにしても大概は支給。クラブによってはウェアやシューズの支給だけでなく、遠征費も全額クラブ負担。宿泊はビジネスホテルのシングルルーム。プロと変わらぬ待遇ですね。
でも高校生はまだアマチュア。ここまで必要なのかな?と疑問も感じてしまいます。
ただでさえ経済的にも恵まれた日本。そんな待遇で厳しさを求める方が難しいのではないでしょうか。
そんな中、せめてウォーミングアップぐらいは、選手が自主的に調整をしていく高校の方が選手を自立させていくのでは?と感じてしまいます。
みなさんはどう感じますか?
