「生きさせろ!難民化する若者たち 」(著者:雨宮処凛さん) | アラフィフ女のアトピー闘病記

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幼少期から患っているアトピーとの闘病の記録を残します。

先日、雨宮処凛さん「アトピーの女王」を紹介しましたが、

雨宮さんの別の著書もお薦めしたいので紹介します。

 

「生きさせろ!難民化する若者たち 」

 

若者の貧困問題を訴えたノンフィクションです。

 

この本も、すごく良かったです。

 

出版された当時、雨宮処凛さんの著書ということと、

「生きさせろ」というタイトルが衝撃的だったので、

書店で見つけて衝動買いしました。

 

この本が出版された当時、

ロスジェネ世代の多くが非正規雇用で働いているのを

「自己責任」とする風潮がまかり通っていました。

 

この本は、こういった「自己責任論」に一石を投じていて、

それだけでも、私にとっては目から鱗でした。

私も当時は非正規雇用で不安定な生活をしていて、

れは自分自身に問題があるせいだと思っていたので。

 

雨宮さん自身もロスジェネ世代ということもあり、

文章に熱がこもっていて、

とにかく若者の貧困問題に怒りを感じているのが伝わりました。

 

雨宮さんは、この本で

日本ジャーナリスト会議賞を受賞されたそうです。

 

出版されたのが2007年ですが、

ロスジェネ世代で困窮されている方々は、

今読んでも、共感できると思います。