作家、政治活動家の雨宮処凛さんのアトピー闘病記のようなものです。
著者の雨宮処凛さんは
幼少期からアトピー持ちだそうで、
アトピー持ちならではの幼少期からの
苦労なんかがリアルに描かれています。
雨宮さんは、アトピー持ちという点だけでなく、
私と年齢も近くて、地方出身、いじめにあったことがあるという点でも
共通点が多いので、
親近感を感じました。
凄惨なエピソードも描かれているんですが、
コミカルな筆致で描かれているので、
読んでいて辛くなることは無かったです。
雨宮さんの文章が上手いこともあって、
すいすいと読み進められました。
アトピー持ちの人が読めば、
あるあるエピソードが満載で、
かなり共感できると思います。
アトピーじゃない人も、
是非読んでいただければ、
アトピーの過酷さを理解して頂けると思います。
雨宮さんは、作家、政治活動家として
討論番組に出演されているのを見たことがありますが、
そのときは、
アトピーの症状は殆ど出ていないように見えました。
もしかしたら、克服されのかな?