山口県市議会議員研修会に参加して | 平井やすひこ "ブログふのせ”

平井やすひこ "ブログふのせ”

政治の責任、未来への実行力。
  前に動かします!行動します!  

 8月17日、光市で山口県下の市議会議員が集まって研修会が開催されました。

 その中で、次の2件の講演がありました。

1.講師;産業カウンセラー 野田雅士 先生

  演題;「ハラスメント問題への対応」

2.講師;元総務大臣 片山善博 先生

  演題;地方創生戦略の検証と議会の役割

 

 こうした研修等に参加した場合、できるだけポジティブな感想を述べるように心掛けていますし、特に人の悪口になるような発言は避けたいと思っています。しかし、今回だけは少し言わせて頂きたい。

 

 最初の講師の方は、心理学の面からの組織論がご専門のようで、その中のハラスメントの部分だけを切り取って講演されたのではと思います。全体の話をされた方が良かったのではと感じました。主催者は、なぜ今、議員に向かってハラスメントの研修なのでしょうか。光市議会で少々問題となっているためでしょうか。私は、こうした議員の資質に係わるようなことを、皆で集まって勉強会をする事には疑問を持ちます。何か、私たちはレベルの低い人間ですと公言しているのと同じような気がします。こうした研修は、底辺に合わせたものではなく、もっと市政や議員にとって役に立つようなものにするべきだと考えます。

 

 2件目の片山先生の講演には、がっかりしました。全く建設的な話はありませんでした。終始、現状の批判ばかりです。それも、目新しいものは何もなく、どこかでよく聞くような話ばかりでした。これが、知事をやり総務大臣をやった人なのかという気がしました。更に言えば、同じように民間から総務大臣になった増田さんや、現鳥取県知事の批判をする。本当に情けなくなりました。

 そして、最後は話の成り行きから周南市を小ばかにしたような形で終わりとなりました。皆さん、どう思われますか。

 

 主催者である市議会議長会は、名前で判断せず、よくどんな講演をされるのかを調査して、講師を選んでいただきたいものです。