今日は月一回のアダージォクラスの日です。東京から、男性の先生2名に来ていただきご指導を

受けます。その先生方は、お二人とも私の若き日に踊りのパートナーをして頂いたことがあります。

二十年経った今、甲府のスタジオで私の生徒を見ていただくことになるとは・・・時の流れを感じます。

 初回のクラスでは、男性が差し出した手に、手を置くしぐさが、まるで犬のお手のようで、音だし係り

をしながら笑いをこらえるのが大変でした。でもあれから二年、熱心なご指導のお陰で、メンバー全員

少しずつですが、パートナーを感じ、パートナーと息を合わせて踊りを作っていくことができるように

なりました。

 来年、大人の発表会と合同で、研究クラスのおさらい会があります。できれば、そこで

アダージォクラスの成果発表をしたいと密かに考えています。今年の発表会では助手を務める二人が

グランに挑戦しました。また新たにバレエの魅力と難しさを経験したことでしょう。苦労したからこその

達成感も味わったことでしょう。

 バレエを長年続けてきたのであれば、やはりパ・ドゥ・ドゥーを踊らせ

てあげたいと強く思っています。ただ、それには強い意志と、精神力、もちろん高いテクニックも必要

とされます。すぐには叶えられないかもしてませんが、目標をもって頑張ってくださいね。