一月から練習を重ねてきた成果を見ていただく日も、もうすぐとなりました。

暑くなるし、先生の注意も耳にタコだしと、ちょっと気も緩んできたところに、みなさん

お待ちかねの衣裳〔レンタルですけど〕の到着です。ダンボールから衣裳が出されるたびに、

「かわいい」の声が上がります。

この時が、一番〔トゥシューズを許可された時と同じくらい〕バレエ大好きと思ってもらえる

瞬間でしょう。

そして、魔法の衣裳のように、踊りに華やかさが加わって、生き生きとしてきます。鏡に映る自分の

姿を見て、思わずニッコリしたりして。

あと三週間、ここからのひと踏ん張りがとても大事です。生徒も衣裳をつけてのリハーサルなので、

お客様に見ていただくことをイメージできますし、もっと上達したいという気持ちを強く持つように

なります。最後まで気を入れて、皆さんに大きな拍手をもらえるよう、力を合わせて頑張りたいです。