「引き上げて」と思っていてもなかなか身体で感じることができないことが

今までありました。それは理解できていなかったのか、意識がたりなかったのか、

双方に言えることだと思います。

でも最近少しずつ感じられるようになりました。

まさみ先生のレッスンは、言葉の表現力、身体の表現力、ともにたくさんの発信があって、

言葉、動きひとつひとつが私たち生徒に「伝える」ということの楽しさ、また

奥深さが感じられます。

ダンサーは上に引っ張られているようでいて、実は下も引っ張っている力があるから

動きがしなやかにやわらかく見えるんだと感じます。

先生からも、『足の指が吸盤のように床をつかんで』とか、『おへそから上下に離してプリエ』など、

「引き上げ方」の大切さを言葉と動きで学んでいます。

ジャンプも『ドン』ではなくて『トン』と降りるには、重力に逆らっておなかの力で上に引っ張る力が

あるかですよね。

軽さのなかにある重さ。

はかなさの下で動く力強さ。

それができて、大きくしなやかな動きに見えるのかなと、改めて難しさを感じます。

ゴールがないから楽しいんですけどね。

生徒の立場でも、指導させていただく立場でも、たくさんのことを

吸収してがんばりたいです。