こんなところに、バレエとの共通点が! ということは、よくあるんですが、

最近発見したのは、英国のエリートは、白黒ハッキリしない気持ちの悪い状態を

耐える教育を受けている、というもの。

バレエを学ぶ人間にも、その辛抱強さは不可欠です。

教師の言ったことや、注意を受けたことが理解できない、さらには、「いいわよ!」と褒められても

何がいいんだかちっともわからないよー、という状態がかなり長い間続きますから。

というわけで、バレエと長く付き合っていくと、できないことに対しても辛抱強く努力をする、

すぐに結果を求めない、素晴らしい人格者が出来上がる、と、言いたいところですが、

まぁなかなかそこまでは難しいとしても、このへんの忍耐という部分が、今の時代足りない

と感じるところもあるので、レッスンを通して子供たちに伝えられたらなと思います。