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さて、フルマラソンというスポーツ(競技)をするにあたり、付きまとうのが「距離信仰」という思考回路です。

 


 

スポーツカーの速さを決定付ける重要な数値にパワーウエイトレシオというのがありますが、これは車の重量を馬力で割ったもので、マラソンに置き換えると車の重量は体重、そして馬力の部分は筋肉の量や質、心臓その他諸々という部分になりますから、体重以外では「馬力」が重要で、その馬力を作るのが「走行距離(練習量)」という考え方に行き着きます。

 

 

「走った距離は裏切らない」

とアテネ五輪マラソン金メダリストの野口みずきさんも言っていますし、個人差はあれどやはり走行距離(練習量)がマラソンのタイムにおいて重要な位置を占めるのは間違いありません、と言い切らざるを得ないと思っています。

 


 

箱根駅伝を走る学生やマラソンを走る実業団ランナー等のトップ選手は、少ない選手でも最低月間600kmは走ります。

おおよそ600km~1000km走っているみたいですね。中には1200km走る選手もいるようです。

 


 

しかしそんなトップ選手は例外ですし、神話は神話です。


でも自身の経験と照らし合わせても、過去11回のサブスリーをしたときは直近3ヶ月の走行距離が最低月200kmを超え、250kmを超える月が一回はありました。



3:00:27



と惜しくもサブスリーを逃した今年2月の別大では、直近3ヶ月の走行距離が206km、221km、160kmと1度も250kmを超える月がなかったことからも、自分がサブスリーをするための最低距離(練習量)がこの辺りになります。

 


 

自己ベストの2:47:04を出した時は、

「速い人は最低350kmは走ってる!」と思い、それくらい走っていました。

8月の足づくり期間には600km近い596kmを走りました。

 

 


 

さて今回の大阪マラソン直近3ヶ月の走行距離はというと、

9月  21.3km

10月  56.7km

11月  75km

と、

3カ月足しても、153kmでした!

平均すると月間走行距離51km!!

 

 

 

これを走る前に計算したわけではありませんが、こんな練習量ですから、

「やばいやばい走れない走れないどうしようどうしよう...」

と不安の嵐が脳内を占拠していたのは間違いありませんでした!

 

 

 

スタートラインに立ったときもう勝負は決まっている!と言いますが、ことマラソンにおいてはそれは本当にあるよな、と思います。

 

 

 

月間51km、事前の30km走1回!という準備不足でスタートラインに立った時に、

「通天閣までは寝て走ろう、さもないと地獄を見るぞ!」

という過去感じたことのない強い恐怖感に見舞われながら、第8回大阪マラソンが華々しくスタートしました!



(スタート前の会場の様子)