2月頃

「猫が来る。……名前はマリア」

いきなり頭の中で声が響いた。


瞑想中か
寝る前か


はっきり覚えてないけど、夢ではない。



聞いた事ない声。

全く頭にない文言。


とにかくびっくりした!


「えっ!?    誰っ???」

「はっ!?    猫っ???」


いやいやいや、ひめが居るのに猫ちゃん飼うわけない!


てか、 いったい誰??

お告げ???




その後、仔猫の里親情報が入ってきた。

すると、またしてもあの声が!


「黒猫」



あぁ  そうか…
いつかひめが空に帰ってしまったら、次のご縁が黒猫なんやなぁ   きっと…




私は犬派のワンコ大好き人間。
生まれた時からいつも犬がいて猫とは無縁の人生やった。

でも数年後に犬猫の保護施設を作る計画をしてる友達のお手伝いをするのが私の夢でもあるので、猫の事を勉強するため猫のご縁がいつの日か来るんやろう…  



それより今は、病気しているひめが苦痛なく快適に過ごせるように、ひめが幸せでありますように。
私のひめ愛は溢れる一方で。



黒猫マリアの事は、遠い未来の話として頭の片隅に。






4月終わり頃、落ち着いてたひめの病状が急変。

5月3日、最愛のひめが旅立ってしまった。



最後ずいぶん苦しかったと思うから、やっと楽になれたんやなって、はじめはそう思ってたけど、日増しにひめがいない淋しさが募りだし…


1人になると頭の中がひめ一色になって涙が溢れる。
ひめの遺骨を抱いて泣いてしまう日々。




そんな中相変わらず犬猫の里親情報はきてたものの、ひめ以外は受け入れる気にならず全てお断り。





6月4日、ひめが居なくなってちょうど1ヶ月たった時


「あっ!ひめが悲しんでる!」

「私が泣いてるのをひめが心配してる!」

って感じた。




次に我が家に来るご縁の子がいるなら受け入れよう!

心を閉ざしてないで少しずつ開いていこう!

ひめがそれを望んでる。



そう決めた次の日、

「あ、お寺で猫を拾うわ」

てふと思った。



まさかな〜
んな事あるわけないわ〜




そしてその二日後、6月7日。

大阪のお寺巡礼中

そのまさかが起きた!




黒猫マリアや!!!






つづく…