〜仔猫達との不思議な出逢いPart2〜
6月7日 朝からどしゃ降り。
朝早くに出発して、今日は8寺のお参り予定。
近畿三十六不動尊巡礼も終盤。
一泊して2日間で満願したいところ、どうにも日程がとれず、2回に分けてお参りする事になった。
ところが雨で視界が悪く、高速道路やのに高速走行できず。
最初のお寺到着時間がかなり遅れた。
その後もナビがとんでもない道を案内してくれて、辿り着いた所は車が通れない細〜い道。
ちょうど地元のおっちゃんがいたのでルート教えてもらってUターン。
大幅に予定時間遅れたので、最後のお寺のお参りはあきらめた。
その後は遅れながらも順調にお参りでき、本日最後のお参りに変更した7寺目のお寺の駐車場へ着いた。
ちょうど雨が上がって車からおりたとたん
にゃ〜 にゃ〜
かよわい仔猫の鳴き声。
「仔猫の声がする! どこ?」
振り向くとそこに、黒猫の赤ちゃんが!
一瞬にして
「黒猫のマリアや!」
近づこうとしたら建物の陰に逃げて行った。
途中、茶トラの赤ちゃんも走って行くのが見えた。
どこに行ったかわからず、とにかく先にお参りしよって事で、道路を挟んで向こう側にあるお寺へ。
寺務所で駐車場に仔猫がいた事を伝え、お寺の猫ちゃん達なのか確認したところ、お寺の猫達でもなく、仔猫達がいる事もご存知なかった。
外に出るとまた雨が降り出してるし、駐車場の目の前は交通量の多い道路。
あの子達を放って帰れん!
友達と2人で仔猫捜し開始。
おば声で
「に"ゃ"〜" に"ゃ"〜"」
と誘い出し作戦。
そしたら、どこからか可愛い「にゃ〜」が!
その鳴き声を頼りに…
見つけた!
自販機の下、奥に2匹が!
あの手この手で何とかおびき出しに成功!
そうとうお腹を空かしてる様子。
ママ猫もいる様子もなく、とにかく保護しよう!って事で車に乗せて出発。
すぐ近くにホームセンターがあったから、キャリーバッグと離乳食の缶詰を購入。
まさか富田林から150km離れた福知山へ連れて行かれるとはこの仔猫達は知る由もなく、車中で離乳食に夢中。
この黒猫マリアは、まぎれもなく私ん家に来る子。
茶トラちゃんは、友達の知り合いにちょうど欲しい人がいるとの事で里親はほぼ決定。
この子達の幸せが決まった事で安堵しながら帰ってきた。
この日
もし一泊で来てたら
もしお天気良く時間通りに回れてたら
もし駐車場に着いた時雨が上がってなかったら
色んな条件がこの出会いの為に用意されたとしか思えない。
ほんの数十秒ズレていたら出会えてない。
なぜなら、この子達は雨に濡れてなかった。
あの雨が上がった、あの瞬間だけ建物横の階段下から外に出てきたんやと思う。
そして、私自身もなんで急にお不動さんの巡礼を始めたのか。
いつかは来るであろう黒猫マリアの事は頭の片隅にあったけど、その後ひめちゃんが亡くなった事で余計、黒猫マリアとの出会いは一年後位やな〜って思っていた。
2日前にふとよぎったなぞの
「お寺で猫を拾う」
も、即打ち消してすっかり忘れていたほど。
それがこんな早くにやってくるとは!
そう!この出会いには影の立役者がいたのです。
今は姿なき、私の最愛の子。
ひめちゃん♡
つづく
