夜明けの街で (角川文庫)/東野 圭吾
¥660
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夜明けの街で/東野圭吾


★★★☆☆



不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた
ところが僕はその台詞を
自分に対して発しなければならなくなるーー
建設会社に勤める渡部は、
派遣社員の仲西秋葉と不倫の恋に落ちた
2人の仲は急速に深まり
渡部は彼女が抱える複雑な事情を知ることになる
15年前、父親の愛人が殺される事件が起こり
秋葉はその容疑者とされているのだ
彼女は真犯人なのか?
渡部の心は揺れ動く。
まもなく事件は時効を迎えようとしていたーー。
(文庫版裏表紙より)



ミステリーや推理の要素は弱い
ただただ不倫の話だ
不倫している自分
不倫相手
不倫された妻
まわりの同僚
出てくる人間たちの感情表現がリアルで
感情移入しやすい
とくに主人公が葛藤しながら
どんどん深みにはまっていく姿は
実にうまく表現されている
推理小説として読まなければ
楽しめる作品なのかもしれない




新参者/東野 圭吾
¥1,680
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新参者/東野圭吾


★★★☆☆



日本橋。江戸の匂いも残るこの町の一角で発見された、
ひとり暮らしの四十代女性の絞殺死体。
「どうして、あんなにいい人が…」
周囲がこう声を重ねる彼女の 身に何が起きていたのか。
着任したばかりの刑事・加賀恭一郎は、
事件の謎を解き明かすため、未知の土地を歩き回る。

「こ の町のことを思い浮かべるだけで、
忽ち様々な人間が動きだした。
そのうちの一人を描こうとすると、
そばにいる人々の姿も描かざるをえなくなった。
まる でドミノ倒しのように、次々とドラマが繋がっていった。
同時に謎も。最後のドミノを倒した時の達成感は、
作家として初めて味わうものだった」――東野圭吾 
 
(Amazon商品の説明より)





加賀恭一郎シリーズ8作目
加賀シリーズらしい心理描写はさすがです
日本橋という街を舞台にしているのが
またいい雰囲気をだしていると思いました
人の感情が穏やかに動き
加賀さんたちの絡み方がいい。
構成の仕方もよく
1章ごとに独立しているが
最後にはうまく全部が繋がるようになっている
加賀シリーズを読んだこと無い人でも
楽しめる作品

立ちふさがるのは、人情という名の謎




赤い指 (講談社文庫)/東野 圭吾
¥580
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赤い指/東野圭吾



★★★☆☆



少女の遺体が住宅街で発見された
捜査上に浮んだ平凡な家族
一体どんな悪夢が彼等を狂わせたのか
「この家には、隠されている真実がある。
それはこの家の中で、彼等自身によって
明かされなければならない」
刑事・加賀恭一郎の謎めいた言葉の意味は?
(文庫版裏表紙より)




加賀恭一郎シリーズ7作目
今回は心理描写が素晴らしい
設定も現代の社会問題を含んでいて
この作品は推理小説より
登場人物たちの人間ドラマに引き込まれる
一家に隠された秘密とは
真相にたどり着いた時
家族の絆とそれぞれの想いの深さを
感じさせられる
読み終わった瞬間
改めて東野圭吾さんの表現の秀逸さに気づく作品