私がうつ病と診断されてから、約1年がたちました。「診断されてから」1年ですが、多分ずっと前からうつ病予備軍だったんではないかと思います。

年子育児と仕事の両立が難しく、うつ病になってしまった私ですが、仕事を休職し、自分なりにこの病気についていろいろ調べてみました。

その中で、やはり一番の原因は自分の性格にあるんではないかと気づきました。

 

私は4人兄弟姉妹の一番上の長女です。小さいころから周りに気を使い、自分の感情をなかなか表に出さずに過ごしてきました。そして、学生時代は、自分に厳しく他人に優しくをモットーに、自分ができる最大限の努力をして自分を磨いてきました。

自分の欲求は置いといて、まず自分のできることをやる。うまくいかないことがあれば自分の努力がたりないから。努力を積み重ねれば、必ず報われる。そう考える人間でした。

傍から見れば、すごい努力家ですごい人のように見えますし、私もそういう人が偉い人なんだと信じて、そういう人にならなければと思っていました。

 

でも、実際は自分で自分の首を絞め、自分を追い詰めていたのはこういう考え方だったんだと、うつ病になって初めて気がつきました。

 

自分よりも努力していないように見える人が、自分よりも能力が低そうに見える人が、自分よりもどんくさそうなひとが、自分よりも仕事をバリバリこなし、自分よりも楽しそうに育児をし、自分よりも豊かな人生を送っている。

 

そもそも、自分や他人をそういう目で見て、完璧であることがいいことなんだと思っていたこと自体、大きな勘違いだったんだと痛感しました。

 

うつ病になりやすい人の特徴に、

・完璧主義である

・真面目である

・責任感が強い

・道徳観が強い

などがあります。

私はそれこそが人間があるべき姿なんだと信じて疑いませんでしたし、学校でもそう教えられました。

でも、それを追い求めてうつ病になった今、本当に大事なことは、人から評価されることでも、他人が作り上げた理想の人になることでもなく、「自分を大事にすること」なのではないかと思います。

 

うつ病になるまで、そんなこと思ったことはありませんでした。

育児においても、自分の子供を預けて遊びに行くのは悪い母親、などと、かってに理想を追い求め、気づけば息がつまり育児ノイローゼになりました。

でも実際は、理想の母親、理想の人間になることより、なによりも自分が笑っていることのほうがはるかに大事なんだと、この年でようやく学びました。

なので、子供にはちょっと貧乏な思いもさせるだろうし、ちょっと寂しい思いもさせるだろうけれども、仕事をやめ、うつ病を治して、自分のやりたいこと、自分が笑ってできることを探そうと思います。