育児をしていて一番つらい時。
それは自分の体がしんどい時です。
誰か育児を代わりに頼める人がいる場合はいいのですが、頼る人が誰もいなくて、いわゆるワンオペ育児ぎみだった私にとって、仕事で疲れているとき、風邪をひいた時は本当に地獄です。
体がしんどいのに、横になる事すら許されない。しんどい事をずっとやらされていると、その事自体が嫌なことに変わっていき、嫌なことをずっとやらされていると、最終的に心が壊れてきます。
私の場合、やりたい事(仕事)は全然思うようにできない、嫌なこと(育児)は強制的にやらされる。そういう日々が続き、ついには生きてることすら辛く感じるようになり、死んだほうが楽だと思うようになりました。こうなると完全にうつ病です。
子供をみると辛くなる、目の前で泣かれると死にたくなる。逃げ出したいのに逃げられない。辛かったです。
ある日、いつものように仕事から帰り、子供を迎えにいって帰った後、何かの拍子に「あ、これはもうだめだな。」とふっと思った瞬間がありました。心の中でポキッと何かが折れる音が聞こえました。
すぐ職場に電話し、当時の教頭先生に自分がうつ病であることを告げ、次の日から休職しました。
いまから考えれば、そのずっと前から心身共にボロボロだったんだと思いますが、生徒のためになんとかがんばらないと、子供が幸せでいられるために自分が踏ん張らないと、とギリギリの状態で頑張りすぎていたんだと思います。
今でも育児は辛いです。ですが、あの時休職の決断をしていなければ、本当に自分は壊れていたと思います。
退職するのも本当に迷いました。本当にやりたかった仕事、やりがいのあった仕事を手放すのは本当に勇気がいりました。今でも教員という仕事はやりたいです。
ですが、育児をしているかぎり、復帰しても自分のこの性格ではまた頑張りすぎてしまい、今度は子供に手をあげてしまうかもしれないし、また死にたくなるかもしれない。まず、うつ病をなおして、育児が落ち着いたらまた頑張ろう。そう思って退職に踏み切りました。
うつ病は簡単に治る病気ではありませんが、仕事を退職した今、浮き沈みを繰り返しながらではありますが、少しずつ回復しているなと感じます。うつ病である自分を受け入れ、うまくこの病気とつきあっていけるように、すこしずつ自分も変わっていければと思います。