見るに耐えない姿の 焼け焦げたレンくんは舌を出して 

ハアハア と荒い息をしてました。


火傷の部位は 頭部、両手足、口の中 胸辺り 、左耳、左眼


全身の火傷は治療すれば、 生活には支障がないかもしれないけど

目は 失明する可能性を感じました。


火傷の姿のレンくんを前にして 一瞬何をどうしていいのか分からなくなり

ましたが 火傷=水や氷で冷やす を思い出して、 

外にある水場まで連れて行き、体全体を冷やしました 


 全身の場合はあまり長時間冷やしすぎると体温が下がると思い、

2分程度で水場から離れて一旦ゲージの中にいれました。


さあ、どうしよう どうしよう、、、 そうだ病院に電話。


ここは、お隣さんが1キロ先、人間の病院ですら車で40分ほどは

かかります。   おまけに今日は日曜日。


こんな悪条件で動物病院なんて見つかるんだろうか?? 


不安に思いながらも探さないわけにはいかないので 

タウンページを開いて必死に探しました。


もしこれが自宅での事故なら 近くの行きつけの病院なり 

設備の整った大きな病院なりあったのに・・・・  


そんな思いの中 探し当てたのは 一番近くてもやっぱり40分以上は

かかるような場所。


そして電話していくと4件目ぐらいでようやく 受け入れてくれる病院が

見つかりました。


そばにいた旦那にすぐにレンくんを車に運ぶように伝えて、

私は車のキーを握り締めました。


レンくんはさっきより 暴れてました。 

ちょっとでも触ると痛いらしくて旦那の手を噛み付いてしまい

抱き上げることが出来ないのです。


そこで近くにあったシーツでくるんで運んでもらうようにしました。

そのシーツは火傷の部分に当たるといっそう痛みが

増しただろうと思いますが、仕方ありませんでした・・・・。


病院までの道のりは長かったです。   


ハンドルを震える手で握りながら 私の頭の中では まだレンくんが

命の危機にさらされてるとは思ってませんでした。


重症であることは分かってたけど、 激しく噛んだり 吠えたりしてたので

まだ元気な証拠だ と思ってました。


だから、これから 病院に行って手当をしてもらた後は 自宅に戻って

近くの病院に入院というシナリオをえがいてました。


そして40分かけて ようやく病院に着きました。