商品開発よもやま話「スティックフォトカード」 | FunnyTrick

今回はパネルスクリーン専用の「スティックフォトカード」についてお話をしようと思います。


スティックフォトカードは2L判サイズのブロマイドを縦に細長く断裁したもので、商材としては形状以外珍しいものではありませんが、画質はかなり良いと自負してます。


ちなみに、キャラクターグッズでフルカラー印刷のものはたくさんあります。

・下敷やクリアファイルなどにはオフセット印刷。

・缶ジュースなどにはグラビア印刷。

・抱き枕やシーツ、タペストリーなどにはインクジェット印刷もしくは昇華転写。

・iPhoneケースやキーボードなどにはインクジェット印刷。

とこんな具合です。


これらの印刷方法は全部キャラクターグッズ制作で経験しましたが、オフセットやグラビア印刷は版ズレやゴミの問題があったり、布にプリントするインクジェット印刷や昇華転写は生地によって色が違ってきたり線がねむくなったり、iPhoneケースなどにプリントするインクジェット印刷はノズルが左右に移動してインクを吹き付けるからその跡が残ったりやっぱり線がねむかったりと、どれも扱いが大変だというイメージがあります。


その点ブロマイドは専用の印画紙に高解像度のプリントデータを焼付けるので、版ズレや色ムラもないし、インクを吹き付けるわけでもないから線がねむくならないしノズルの跡も付かないでとても綺麗にプリントできるから、制作サイドとしては手軽に綺麗なプリントが出来る商材として重宝してます。


ファニートリックのブログ-おとボク_パネスクC

今週の土曜日から開催される「もののぷ」様と「おとボク2」コラボイベントでスティックフォトカードのサンプルも展示しますので、是非その綺麗さを直にご覧ください。


(C)2010 HOBIBOX/CARAMEL-BOX