人に貴賤はなくても
人格に貴賤はあると思う
と、先日友人がFBに書いていた
彼女が言わんとした事と
思うは少し異なるかもしれないけれど
私もそう思う
職業によって人の上下はない
けれど
その仕事にどう向き合いかによって
差が出ると思います
私の仕事は…
色々やっていますが…^^;
メインのお仕事は
大人の方にバレエを教えるお仕事です
同じバレエを教えると言っても
子供に教えるのとは違う事がいっぱい
バレエを習う目的も、体力も知力も違う
だから
教え方も、子供のクラスとは違います
スポーツクラブの中のクラスだったり
私の直営のクラスだったり
クラスの環境も色々です
この仕事を始めて十数年になりますが
毎日毎回、新たな気付きや発見があり
どうしたら良いか考えたり悩んだり
何年向き合っても日々勉強
きっと、
あまり考えず惰性で続けても
そこそこは出来ると思うんです
でもきっと
そうなってしまうと私自身が
仕事がつまらなく感じてしまうと思う
教える側がつまらないと感じるクラスは
受ける側もつまらない
当たり前の事です
だから、自分も常に前進しているよう
自分にも密かに課題を作ったりします
課題の内容は企業機密(笑)
そしてもうひとつ
教えるのではなく
表現者としてのお仕事
もちろん踊り手としてもだし
振り付けや演出家として
そして、歌い手としても
こちらはまず仕事にするのが大変
プロの基準が曖昧で
その仕事で食べていけるかどうかが
プロとアマチュアの違い
と言う人もいるけれど…
今の日本の社会では難しい
私的には…
その表現に対して
お金を出す価値、魅力があるかどうか
つまり求められるかどうか
って事かな…
ともあれ仕事にするために
表現者と言うだけではない仕事…
企画力 営業力もないと
仕事として成り立たないのが現実
もちろんあくまでも表現者として
魅力がある事が大前提ですよ
華やかで趣味の延長ととらわれがちですが
とてもシビアで厳しい世界です
自分自身が濁ったら
踊りにも歌にも出てしまう
バレエのレッスンは
1日休めば自分にわかり
2日休めば仲間にわかり
3日休めは観客にわかる
と言われます
歌だって心が萎縮してると声も伸びない
身体が疲れてると声も掠れる
こちらも本当に日々精進です
そしてどちらのお仕事も
周りの沢山の人達に支えて頂いています
本当に感謝、感謝の日々
と、ここまで
私のお仕事の話しをしてきましたが…
たぶん
どんなお仕事もみんな似たり寄ったり
なのではないかな…と思います
適当に惰性で出来てしまう仕事もある
それで成り立ってしまう仕事も
あるのかも知れません
でも、
そこに魅力や、やりがいを見いだすのは
難しい
どんなに単純な地道なお仕事でも
日々前進を目指して努力を重ね
やりがいを見いだす事が
仕事に輝きを与える
ただ、
仕事イコール収入源と考えると
全く違ってくると思います
そう考えると
収入額イコール仕事の価値になるし
大切なのは結果で
そこに至る手段はあまり重くはない
楽で早く、高収入を得られる方がいい
お仕事を収入の源とだけ考えるか
自分の人としての源だと考えるか
これは本当に価値観、生き方の違い
たぶん正も否もないのだと思います
安定した高収入を目指し
努力を重ねるのも尊いお仕事
人の心の求めに応えてるために
努力を重ねるのも尊いお仕事
ただ…
これもどちらにも共通してると思いますが
自分がやりたい、やりたくない
だけで仕事を考えるのは
あまりにも子供だと思います
筋の通った主義主張があるならともかく
気分?辛いから?自分には合わない?
どんなお仕事も甘くはない。
とはいえ…
仕事が私にとっての源として
生きてきた私ですが…
私も楽に早く高収入も
求めない訳ではないのですよ(笑)
求める先は…
宝くじ!
3億くらいでいいから当たって~(笑)

そう言われてもね…(笑)