笑の伝染 | fuuの ためいき・といき・こころいき

fuuの ためいき・といき・こころいき

心のままに・・・書いちゃいますわ。

それは、むかし、むかし....

私が短大生....

そう、ハイティーンエイジャーの頃


その年頃は

「箸を転げてもおかしい」年頃

なのですが...




そんな年頃の私のところに

ある日、

一本の電話がかかってきました。

かけてきたのは

今でも親交のあつい

短大の親友。



どんな電話だったかというと....


まるで、いたずら電話?

と思うほど

かかってきたときから

くふふふ、きゃはきゃは、げらげら

笑いまくっている。

笑を必死にこらえようとしても

こらえきれず、

溢れてくる笑いに

息も絶え絶えになりつつ

なんとか名乗る彼女。

うん、名乗らなくても

誰かわかるけどね、よく、頑張った。
(笑)


そして、

「あのね~、すごい面白いことが....きゃはははー、あってくふふふね~」

って。

どーやら、面白い事を伝えたくて

電話をかけてきたらしい.....

でも、何言ってんだか、

ちーっともわからない。(笑)

でも、可笑しさだけが伝わってくる。

つい、つられて笑い出す私。

で、さらに

何か喋ろうとすると

笑ってしまう彼女が可笑しくて

笑いが倍増してくる。

二人して大笑いしながら

彼女も

「なんで~、私何も話してないのに
わらってるの~。

って、笑の原因が、

私が爆笑している...という事実に

変わってきて、また大笑い。

私も、

「なんで私、笑ってるの~!」

二人して、涙を流しながら大爆笑。

ひとしきり笑って、

ちょっと落ち着いた頃



「ねえ、なんの話しで電話?」

と、聞くと

彼女

「面白い事があって、教えてあげなきゃ!って、電話したんだけど.....何だったか忘れた!」

って、また二人で大爆笑。

「思い出したら、また電話するね。」

って電話を切った。

でも、何の話しだったのか....

思い出さなかったらしい。(笑)



あれから......


随分時は過ぎたけれど



今だに、その時の事を思い出すと

胸の奥のほうが

くすぐったくなってきて

笑いがこぼれてくる。


随分と長い間、継続し続けている

笑の伝染病?


彼女といると

今でも、何故か

可笑しい事が降ってくる。

そして、笑いがそこらじゅうに

弾けていく。

箸が転げるのではなく

笑いが転げてる感じ。



思い出しただけで笑える

そんな素敵な思い出が

私には、たくさんある。

それは、

特別な日ではなく

さりげない日常の一コマなのだけれど

私にとっては、

キラキラの宝石のような時間。

思い出という宝物。




最近....

思いっきり笑っていますか?


Android携帯からの投稿