ミュージカル女優をやっていた頃....
女優....!?
なんだか素敵な響きだけれど
その前に
ミュージカル.....
って言葉がつくと
ほとんど肉体労働者なんですが。(笑)
その頃.....
本当に恵まれていて.....
こんな私でも、
色々な役を演じる機会を、
与えていただきました。
普通、いわゆる「その他大勢」で
充分な私なのに.......
(もちろん、その他大勢も、
大切なカンパニーのメンバーで、
私も、それだった時もある。)
主役や、準主役の役をいただき
演じる事の難しさに
翻弄された頃があった。
元々、バレエダンサーだった私。
演技の経験もなく、
演劇部に在籍した
経験すらなかった私が.....
小さなカンパニーながら
主役をいただいてしまった。
しかも、
仕事として......
文字通り、必死だった。
基礎力の無い私は
気持ちで演じるしかなかった.....
結果.....
良かったのか、悪かったのか....
幸い、その後も仕事は続いた。
それから、勉強、練習、
向上、向上、向上を心がけ.....
そして、
演じることが、面白くなっていった。
歌うことは.....
ミュージカルでは
歌って踊って演じる
三拍子が必須だけれど
実は、歌が一番苦手だった。
歌うのは大好き!
でも、歌を基本の基本から
みっちりやってきている人には
敵わない。って、知っていたから。
いざって言う時.....気後れする。
実力はない、自信もない....
というか.....
劣等感。コンプレックス満載。
だって、元々ダンサーですもの。
そんな私が、今.....
歌い手として
お仕事をさせていただいたり
なんかする。
もちろん、
今でも自信なんかない。
もちろん、
いっぱい、練習、練習、また練習。
でも、
それだけで、お仕事したら
お客様に失礼過ぎる。
だから.....
こう見えて、けっこう必死です。(笑)
素人の方でも
上手な方は、沢山います。
じゃあ、プロと、アマの違いは?
「銀巴里」で歌わせて
頂いている頃から、
ずーっと、ずーっと考えていました。
私なりに....
こう言う事かな.....
と、いう「思い」はありますが
今もまだ、考えます。
プロである事.....
ダンサーであることも
役者である事も
全部、含めて私。
その私が歌い手である事。
全部含めて私だから.....
どの仕事も
私らしく
私として、貫く事。
逃げない。
姿勢を正して謙虚に向き合う事。
心して.....
自分を貫きます。
な~んて、
なんで、こんな話????
自分がぶれないように
文章にしてみました。
ひとりごと です。
あまり、真剣に読まないで~。(笑)
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