玄関フードの硝子に黒アゲハが止まっていました。
美しい羽…
でも、
ドアを開け放してあるにも関わらず、
ひたすら、硝子に向かって飛び出そうと、
何度も、硝子にぶつかって…
硝子の箱に捕らわれの身。
助けてあげたいけれど、どうしたものか…?
と、思い悩みつつ、
手をこまねいて、見守っていると…
とうとう、力尽きたのか、床に落ちて、じっと…動きを止めた。
恐る恐る、片方の羽を
そっと掴むと、
もう片方の羽を羽ばたいた。
よかった、まだまだ元気だ。
空に向かって、放してあげると、
力強く、そして
心もち、嬉しげに
ひらり、ひらりと
飛び去って行きました。
無事に解放してあげられて、良かった。


あっ

写真撮っておけばよかったー

