やっとデジカメの写真がパソコンに落とし込めるようになりました。
1月9日の3333段がとても印象に残ったので、振り返りたいと思います。
1月9日はまだまだ寒いだろうということで健勝祈願を兼ねて3333段に登りに行きました。
ここは日本一の石段なんだそうです。
この日は夜から新年会を予定していたので、時間に余裕を持って登り始めました。
のはずだったんですが。。。。
まずは階段下の駐車場に集合。
小雨というには強すぎる雨が降っていて、みんな辞めようというかと思っていましたが、意外にもみんなやる気。
みんなで出発したんですが、登り始めるとともに、山東、まあがダッシュ開始。
ちょいと呆気に取られました。
どうやらまあは、これで1位になったら今年は何かが変わる!!!と思って頑張ったみたいです。
この頃はまだまだ余裕がありましたね。
しかし、最初の300段くらいが一番きつかったかも。
体が慣れていないのと一気に登る感じで気持ちが萎えてしまいました。
気合いで登ること1000段、2000段。
やはり1か月運動していないと疲労が来るのが早いです。
2500段を越えた辺りからは降っていた雨がみぞれから雪へ。
雪は階段の端にあったものが階段中央にも。
最後の方は登っているにも関わらず、滑る滑る。
上から下りてきている中学生の1人は本気で泣き叫びながら降りてきていました。
なんとか頂上に登った時は一面雪景色。
10センチ以上は積もっていたと思います。
ここからが問題。
さて帰ろうとなったその時、みんなの頭に浮かんだのは、滑る階段と恐る恐る下りていた人々。
登るときから、下りが嫌だとみんなで話していました。
そんなとき目に入ったのが頂上横から出ていた山道。
山道と言っても、しっかり舗装されていました。
誰が言い出したのかみんな山道から下ろうという話で落ち着きました。
それくらい階段で降りたくなかったんです。
スタスタと下り始めたファニーアース御一行。
雪が積もっていて、お互い雪を当て合ったり、楽しく下って行きました。
しかし、明らかに階段とは違った方向にいっていました。
時々不安を口にしていましたが、何とかなるだろうと楽観的でしたね。
そこから1時間。
下れど下れど階段には合流せず。
極めつけはこっちだと思って曲がった道が行き止まりだったこと。
15分くらい歩いての行き止まりは本当にがっかりでした。
行き止まりから肩を落として帰るメンバー達。
まさに♪一つ曲がり角、一つ間違えて迷い道く~ねくね~♪でした。
遭難ってこんな感じなんだと実感しました。
それからまた歩き。。。
次は民家。
ここはどこらへんか場所を聞こう!!!
と意気揚々と近づいて行きましたが、留守。
というか人がいた気配なし。
次の家まで頑張って歩いてやっと人がいる民家までたどり着きました。
そこで分かったのはこのまま降りると、山3から4個くらい違う場所に降りてきているということ。
愕然としました。
山都町に降りたいのに八代市イズミ村??の方にきていたみたい。
疲労困憊のメンバー達。
夜までに家に帰れるのか心配で徐々に口数も減って行きました。
このままではいかんとたまたま来た車を止めて、駐車場まで送ってもらうことに。
これは本当にラッキーでこの車もたまたま同じ駐車場にむかうということでした。
これで何とか運転手だけ車を取りに行き、他のメンバーを救出できました。
車で20分くらいかかるところにいたみたいです。
あの道のりを歩くと考えるとぞっとします。
今回の出来事で思い返した言葉が1つ。
山登り好きな親父が言っていました。
『山で遭難したら、頂上へ登れ。』
確かに下ったら、わけくちわからんとこに出るもんね。
今年1年、今回以上に精神的に追い込むことはないでしょう。
かなり強くなった気がしました。