うちの自閉症の息子君は、

ダメ」と感じたらとことんダメ


うちの息子君には、どうしても苦手なものがある。
そのひとつが「特定の人の声」。


今の職場で、その声がどうしても受けつけなくて、

胸がぎゅっとなるような苦しさを抱えている。
声って避けようがないから、本当に大変だと思う。
でも、施設の方ができる限り配慮してくれていて、
その人と接点がないように動いてくれている。
その優しさに、私まで救われる気持ちになる。

実は、私も同じようにしんどい
息子の話を聞きながら、ふと気づいた。
私も今の職場で「この人の声がどうしても無理」という人がいて、
毎日ちょっとずつ心が削られている。
理由なんて説明できない。
でも、身体が反応してしまう。
耳が勝手に拒否してしまう。
息子と同じように、私にも“どうしてもダメな声”がある。

これって遺伝なのかな、なんて思ったり
息子の特性を見ていると、
「こういう感覚の敏感さって遺伝するのかな」
と考えてしまうことがある。
治るのかな、とも思うけれど、
きっと“治す”というより、
“うまく付き合っていく”という方向なんだろうな、

と思ったり。

苦手なものがあるって、悪いことじゃない
息子も私も、ただ「苦手な音がある」というだけ。
それは誰のせいでもなくて、
責める必要もない。
むしろ、
自分の感覚をちゃんとわかっているという意味では、
それはひとつの強みなのかもしれない。
環境を整えたり、距離を取ったり、
できる工夫をしながら、
少しでも心が軽くなるように過ごしていけたらいい。

息子のことを考えながら、
自分のことも重ねてしまう日々。
同じしんどさを知っているからこそ、
寄り添える部分もあるのかもしれない。