今日は、近所で不幸がありまして、葬儀に行ってきたのですが、通夜の祭壇がいつもと違うな~と思っていたら、始まったら神葬祭っていうんですか?神主さんが二人出てきて、葬儀場の明かりを暗くしたり、お焼香も坊さんも居ない葬儀で、ちょっとビックリしました。
久しぶり、ギター弾きの紹介です。
今回は、ルイジアナのスライドギターの達人サニーランドレスの、多分スタジオ作では現在のとこ最新作?「LEVEE TOWN expanded edition 」09年です。
00年に出たアルバムにボーナスディスクが追加され09年に、再発されました。
ボーナスディスクは5曲だけですが、内容は、なかなか良いので、これから聴いてみようとするなら、断然2枚組のexpanded editionがオススメです。
ゲストボーカルに、ジョン・ハイアット、ボニー・レイト、ハーブ・ペダーセン、ジェニファ・ウォーンズが参加。
ショップでの取り扱いは、主にブルース・コーナーになりますが、
ライ・クーダーと音楽性は似たところがかなりあるので、ライが好きな人はお薦めします。
ライより知名度は高くありませんが、現在、南部のスライドギターリストの第一人者であると思います。
ケイジャンやブルースなど南部の様々な音楽を吸収したようなスタイルですが、とにかくギターが超絶技巧、スピード感があります。
クレームが入りそうですが、超~乱暴に言ってしまうと、ライ・クーダのジェフ・ベック化って感じです。
彼のギターを初めて聴いたのは、ジョン・ハイアットの「スロー・ターニング」88年でした。前作がライ・クーダが素晴しいサポートをしたアルバムだったのですが、その作品に勝るとも劣らないスライド・プレイのアルバムでした。
彼のロックンロール、ザディコ、ケイジャン、ブルースをごちゃ混ぜにしたような音楽性と、時にトリッキーに、時にディープに止めどなく流れるように繰り出される変幻自在なスライドプレイは、惚れぼれする素晴らしさです。
それと、ソング・ライトと、自然体な歌声も素晴らしい事も、付け加えておきます。
LEVEE TOWNより、二曲、ボーナスディスクより、セッション風なインスト(いったい、どうやって弾いてるの!?)の3曲を、div shareにアップしておきます。
こちらから どうぞ。
追記
今日(2月22日)、新聞にジョニー・ウィンターの五月の東京公演に、ランドレスも競演するとの告知が載っていました。
日程はコチラ からリンクします。
昨年のジョニーの新譜に参加もしているので、息の合ったコンサートになりそうですね。
スケジュールの都合がつけば行きたいです。
それと、Sonny Landrethのカナ表記が、サニー・ランドレスになっていました。
ネットで検索してみると、Wikipediaの表記もサニーになっていました。
ジョン・ハイアットの91年のアルバム解説に、ソニー・ランドレスとなっていたので、そう書きましたが、
サニーに修正しておきました。確認不足でした、訂正してお詫びいたします。