大好きなギター弾き  その1 Domenic Troiano | ♡お気楽ブログのロックとソウルと歌謡曲♡

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マイナーだけど愛聴しているギター弾きのアルバムを 少しだけ紹介していきます

最初は ジェイムス・ギャングやゲス・フーでギターを弾いていたドミニク・トロイアーノの1stアルバムです

彼は60年代にはカナダのマンダラと言う(最近CD化されました) ご機嫌なブルー・アイド・ソウルなグループに参加しています
その後 アメリカに移り72年に今回紹介するアルバムを製作します

同じ年にジェイムス・ギャングに参加しているので参加前の製作かは解りません

ジェイムス・ギャングは当初 米国版クリームのような3ピースバンドで69年にメジャーデビューします
その時のギターがジョー・ウォルッシュでした (初代ではない)
ジェイムス・ギャングの代表的な曲は、ほとんどこの時期と言って良いかもしれません
彼の脱退後トロイアーノが加入しますが 
ゲス・フーに参加する為に1年位でTommy Bolinに変わってしまいます。

その後、ウォルッシュはイーグルスに ボーリンはディープパープルに加入し一躍人気者になりますが
トロイアーノのゲス・フーは主要メンバーが殆ど脱退した為 すぐに解散してしまいます

他の二人と比べるとショービジネス的には良いとこ無しですが 
ミュージシャンとしては二人と同じ位、魅力的だったと思っています。

タイトルも「Domenic Troiano」です
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本作のプロデュースは 本人とKeith Olsenです

オルセンは、その後、売れまくったフリードウッドマックの「噂」やフラッシュダンス・フットルースなどの人気サントラ作品を手がけ一躍売れっ子になるプロデューサーです

しかし 個人的に彼の手がけた作品で気になるのは トロイアーノのアルバムと同じ年に製作されたドクタージョンの名作「ガンボ」でのウェクスラーとの仕事や
60年代ソフトロックのグループ ミレニアムやサジタリアンズへの参加 それに今回の作品など70年代中頃迄の物ばかりです。

参加ミュージシャンは
Domenic Troiano (g, lead vo, arr)

William Smith (org, back vo)
Red Rhodes (steel g)
Hugh Sullivan (p, org)
Penti Glen (d)
Lonnie Shetter (cl, bars)
Buzz Gardner (tp)
Jay Cantrelli (ts)
Parkash John (el-b, back vo)
Tessie Calderone (per,congas)
Shawn Jackson (back vo)

と 並べてみたものの 知らない人ばかり・・・汗

知っているのは 元マザーロードのメンバーで78年にナイスなソロアルバムも出している(おススメ!)オルガンのウィリアム・スミスと 
バーズやカーペンターズの作品にも出ている スティール・ギターのレッド・ローズだけです
しかし 二人の参加は かなり このアルバムの魅力に貢献していると思います。

サウンドは ひと言で言えばスワンピーという事になるのでしょうか

同時代のドゥービーやザ・バンドのようにアーシーでファンキー そしてブルージーであります
バンド編成が 男女・白黒混合なので ジェームスギャングと同じように様々な音楽要素をミックスしても 男臭いハードロック調にならないところも気に入っています
そして 最後の長尺ブルース以外は どの曲も粒揃いで一気に聴かせてしまうような勢いがあるのも最高です

アナログ盤では B面の一曲目になる「The Wear And The Tear On My Mind」の動画!を見つけたので貼っておきます
実は彼の映像は 今回初めて見ました 汗