約三ヶ月間続けてみましたが、そろそろネタ切れです。
え~まだまだ、あれもこれもあるじゃない?と言われそうですが、一旦この特集は、少しお休みします。
確かに、大御所のストーンズやジョン・メイオールも未紹介、渋所ではブリン・ハワースなんてのも考えていたのですが、その辺も含め、また近々再開したいと思います。
70年代の前半、大挙して南部録音に訪れたイギリスのミュージシャンの多くは、
メンフィス、マスル・ショールズ(此処ではマスルと記載していますが、マッスルの方が正しいのかな?筋肉番付みたいで、どうも抵抗があります。)、ニューオリンズ、マイアミ、ナッシュビルなどのスタジオでした。
今回、16人のミュージシャンを取り上げて、その代表的なスタジオの一部ですが取り上げました。
参考までに、取り上げられなかった有名スタジオも含め一覧を、ザックリですが書いておきます。
マスル・ショールズ(アラバマ州)- フェイム・スタジオ
クリンピー・スタジオ
マスル・ショールズ・サウンド・スタジオ
メンフィス(テネシー州)- サン・スタジオ
スタックス・レコーディング・スタジオ
アーデント・スタジオ
アメリカン・スタジオ
ロイヤル・スタジオ
ニューオリンズ(ルイジアナ州)ー J&Mレコーディング・スタジオ
シー・セイント・スタジオ
ウルトラ・ソニック・スタジオ
ナッシュビル(テネシー州)ー RCAスタジオB
シンデレラ・スタジオ
この二つのスタジオを含めミュージック・ロウという場所に無数
マイアミ(フロリダ州)ー クライテリア・スタジオ
これらのスタジオに、ハウス・バンドがいるのですが、そのメンバーは流動的です。
此処で、多くのサザン・ソウルや、サザン・ロック、スワンプ・ミュージックが作られました。
といっても、同じようなフィーリングの作品は、もちろん他の地域でも沢山作られています。
70年代の英国人のアメリカ録音でいえば、西海岸地域、特にロスアンジェルス周辺でも、多くの英国人のアルバムが製作されています。
代表的なミュージシャンに、先ごろ来日公演をしたデイブ・メイソンがいます。
東部には、なんといってもウッドストックがあります。英国人では同地に滞在していたジャッキーロマックスが有名です。
これらの作品の面白さは一概に言えませんが、共通する事はアメリカ音楽に憧れと敬愛をもって訪れている事でしょう。
まあ、税金対策の場合も多いようですが・・・・・
この、イギリス人のアメリカ音楽に対する愛情を、示すもう一つの動きに自国の活動に見切りをつけたアメリカのミュージシャンが、渡英し,イギリスで活動し成功するケースです。
このパターンは、ジャズやブルースに数多くありますが、ロックでは、なんと言ってもジミヘンが有名です。
ここ数年に入手した物から、30年以上前の物まで、英国人のアメリカ録音、アメリカ人のイギリス録音、
そんなアルバムを最近、意識して聞きなおしていて感じた事は、
ロックの誕生は、アイルランド移民とアフリカ系奴隷が持ち込んだ音楽が、きっかけとなっていると、よく言われていますが、誕生は確かにそうなのかもしれません。
しかし、ロックが誕生して半世紀以上たっても、変化や成長をつづけ新しい魅力を出し続けているのは、
絶えずアメリカとイギリスやアイルランドの間で、ミュージシャン同士の音楽のキャッチボールが続けられている、
そんな事も、この両国から、新たな音楽が次々と生み出される原動力になっているのかもしれないなと、
今更、漠然と思いました。
引き続き、同じような南部音楽ネタは続けるつもりですので、よろしくおねがいしま~す。