最近、近所のリサイクルショップで、古レコードを大量に投売りしている。
覗いたらゴミのような状態の物の中に、後期の赤い鳥のシングルが見えた。珍しいなと思いちょっと見ると、他にも初期アルファレコードや、エレック盤など、ポツポツあったので、気合を入れて漁る事にした。
しばらく漁ったが、状態も悪いし、やっぱりゴミばかりかと思ったら、
高岡美智子のシングルの袋に、もう一枚入ってる、中を見ると麻里圭子だった！
ビンゴ～お宝発見である。o(〃＾▽＾〃)o
彼女はコアなファンが沢山居るのに、何故かレコードは、ほとんどがＣＤ化されてない。
なので、珍しいレコードは、ヤフオクはもちろん中古屋でも高値の華だ。
ＣＤとしては、プリティーマミ名義のアルバムが9年前に再販されたのと、映画などの主題歌を除けば、二種類のオムニバスに収録されているくらいのはず。
彼女の歌で、もっとも有名なのは、多分「サインはＶ」の主題歌と、「ゴジラ対ヘドラ」のオープニングソングだろう。
これは、ポツポツとあちこち収録されているので、機会があれば聞いていただきたい。
とくに「ゴジラ対ヘドラ」は、二曲の歌物があるが、両方ともハチャメチャな歌詞が眩しいサイケデリック歌謡の名作。
映画も、B級カルトの名作で曲に負けず劣らずハチャメチャな内容、麻里圭子も出演しており貴重な作品です。
彼女は、ラテン歌謡、ムード（お色気）歌謡、サイケデリック歌謡、ビート歌謡とスタイルも多岐にわたり数々の佳作を歌っており、当時はグラビアやテレビなどでも活躍され、数年前にはヘドラの歌の再発やら彼女のフィギュアの発売などで一瞬もりあがっていたのに、彼女の音源が何故に再販されないのか？謎です。
現在は、ご本人のブログもあり色々と当時の事も語られておりますが、そこには、今となっては、たわいもないようなスキャンダルが原因でＣＤ化が見送られているのでは？と書かれておりました。
（う～ん、違うと思うけどな～）