軸がブレないとは、どういうことか? | 大阪ではたらくWEBディレクターのネタ帳

軸がブレないとは、どういうことか?

気づけば6月から放置していたブログ。

見てくれている人もいるようなので、

というのも、完全放置でもそれなりのアクセスがあるのが、

今日久しぶりにアクセス解析を見てみたらわかった。


そして、久しぶりに少し書くことにした。


軸がブレないとはどういうことか?

今日、会社のトイレから見えた風向計、

言い換えれば風見鶏を見て、インスパイアされた。


風が吹く方向にコロコロと向きを変え、

最も風の抵抗が少ない状態になるとその場で落ち着く。

また風向きが変わればそっちを向き、

あっちこっちへ向きを変える。


そんな姿を見ると、

八方美人、主体性がない、流されている

そんな印象を持つかもしれない。


しかし、彼の中心の軸はいつも1点にある。

ある1点を軸にあちらこちらへ向いている。

言い方を変えれば、

中心軸を持ちながらも、あちらこちらへと臨機応変に対応している。

周囲の風を感じて、即時適応する。


目標に向かって、突き進んでいく。

それも良いが、

最近は「流される」ことで、

良い感じになるように感じている。


非常に好きなクリエイターの一人、箭内道彦さんも、

「サラリーマン合気道」という本のサブタイトルに、

こういう言葉ももってきている。


「流される」から遠くに行ける。


あちらから来たものに対応し、

こちらから来たものに対応し、

変に意固地にならずに、

来たものを良しとしていく感じで、

くるくるぐるぐるあちこち向いている内に、

気づけば変わらぬ真ん中の軸があることに、

あるときふと気づく。


それが「自分の中心軸」

そういうものかもしれない、と思ったのだ。



戯言001