今朝の日経朝刊見てると、厚生年金の適用拡大の話が・・・またか!って感じがするのは、確か自民党時代にもこういう話が出てたはずだから・・。
その時は年金の不正というか記録がどっかへ行ってしまった事件が発覚して、社保庁とともに吹っ飛んでしまった(笑)。
で、またこの時期に・・・非正規雇用の割合が40%近くになったんで、保険料が入らず慌てるのかな。
内容的には前に出ててのと同じで、1週の労働時間が20時間を超えるパートなどを適用の対象とするとともに被扶養者の年収基準の130万円を吹き下げるってことですが、主な狙いは3号被保険者=保険料をし払う必要はないが、基礎年金は受給できる兼業主婦を2号被保険者にして、保険料を徴収することかな?
しかし、これによってどういうことが起こるかというと、2号被保険者が増えるのではなく、いままで1週25時間程度働いていた人が週20時間未満の範囲でしか働けなくなるってことでしょうな。
国の試算でも企業負担が年金だけで6000億円を超えるということなので、それを嫌って今以上の就業時間の短縮という措置に出ることは容易に予想されます。
そして、困るのは働きたくても働かしてもらえない非正規雇用労働者ってことになるのは容易に想像できるんですが・・・・。