今年の高校野球は日大三高が優勝しましたね。今年特に印象深かったのは作新学院が江川がいた時以来の初戦突破したことかな。
もう江川の活躍も遠い昔のことになってしまったんですね。
その作新ですがその後も勝ち進んでベスト8まで行きましたが、これが初の春夏連覇した年以来ということでした。
高校野球の春夏連覇というのは、メンバーがあまり変わらないことから考えると、さほどむずかしいことではないような気がするんですが、初めてその偉業を達成したときにはすごいドラマがあったんですね。
というのは春の選抜優勝の時のエース八木沢が夏の大会直前に伝染病になり・・・たしか赤痢だったかな・・・これで作新の連覇な無理だろうといわれてたのが、控えの加藤投手の活躍で夏の大会も優勝!ここに春夏連覇が達成されたわけです。
八木沢投手はその後プロ入りしてロッテのエースとして活躍しました。
加藤投手もプロ入りして中日に所属し,将来を期待されていましたが1965年に交通事故により逝去。母校の同窓会の会場へ向かう途中だったという。享年20歳。