鳴り物入りで始まった我が業界の「特定」制度ですけど、じつは去年は大幅な定員割れ。予定した人数の半分程度しか申し込みがなく、あわてて締め切りを延長するということに。
それでも近畿の某県では受講者2名だったということでした。
なんで、こんな急激に人気がなくなったかっていうと・・・・仕事にならないことにつきますね。
もっとも、仕事があっても、労働紛争に係るってことは、そんなに生易しいことではありません。人事労務は斬った張ったの世界なんていう人もあるくらいですから、きれいごとでは片付かないものだという認識をもってるのかってことも疑問です。
ただ、普通の社労士に比べると差別化が出来るなんて考える人もいるようですけど、はっきり言って社労士の知名度がまだまだなんで、それ以上のことをのぞむのは無理ですね。
また、DCプランナーとかCFPと合わせて取ってる人もいますけど、それでは業務についての明確な方向性が感じられませんね。
えてして開業間もない人にとって差別化が出来るというのは魅力的なのかもしれませんが、本当の意味での差別化は得意分野でのエキスパートになることでしょう。そのためには集中して取り組む事が必要ですからね。