大学生活では、地元とはほとんど付き合わずに過ごした。
大学の友達とばかり遊んで、それがとても充実していたし、
たまに地元で遊んでも、共通話題がないし、ノリが閉鎖的で着いていけなかった。
無理やり話をわかったフリして、無理に笑ってた記憶すらある。
大学を留年し、同じく留年したともだちと一年間ルームシェアをした。
大学の近くに住んでいて、実家にも帰らなかった。
金ばっかりかかって、親には迷惑ばかりかけたな。
大学は山奥の長閑な田舎にあった。
ルームシェアした家もそんな田舎だ。
卒業後、久しぶりに地元に帰ると、
駅の人の混雑さに酔ってしまうほど。
久しぶりの地元だ。
なんとなく、アイツに連絡してみようって思った。
何故かはわからない。ずっと会ってないし。
でも、なぜか、アイツに連絡してみようと思った。
久しぶりだったので、照れ臭さを感じたままアイツに電話して、飯を誘ってみた。
照れ臭さのあるセリフの妙な"間"。
そんな"間"に、お互い半笑いで、
時にフフフッ、、、と笑い合いながら、約束をした。
地元の友達数名誘ってくれて、みんなで飲んだ。
まだ地元のノリについて行けなくて、さほど楽しくはなかったが、
とても嬉しかった。
ただ、地元も、皆、仕事を始めて、社会が広がりはじめていた。
声をかけてくれる同級生も少し増えた。
アイツはというと、
美容師をしていて、
モヒカンでド派手な店長の元で働いてると言っていた。
その店長は、元ヤンキーの超カリスマらしく、
アイツは、飲み会ではいつもその店長の武勇伝を面白おかしく自慢げに話していた。
大卒後、フラフラしながら遊び呆けて
数年経った頃。
まだ20代中頃だったか。
アイツが、生まれ故郷である
北海道札幌市に1年?2年?ほど帰るという。
病気で一時的に働けなくなったという親族の
美容室で店を任されたという。









