無題だな
進むべきか、退くべきか。
やるべきか、やらざるべきか。
待つべきか、諦めるべきか。
信じるべきか、疑うべきか。
人はその人生において様々な岐路に立つ。
それがチャンスなのか、落とし穴なのかは
その時点では判らないもの。
場合によっては、それが命がけであってもだ。
先立った人たちは今どこにいるんだろう。
何を見、そして感じてるんだろう。
自分が今重大な岐路に立ち、
どちらへ行けばよいかを迷ってるとき、
「あ~あ、あっちへ行けばいいのになぁ・・・」
そんなこと思ってるんだろうか。
自分が逆の立場だったら・・・
現世に残した者の力になってやれるんだろうか。
そもそもあの世ってどんなとこなんだろう。
そこへ行けば本当に婆ちゃんや爺ちゃんに
会えるんだろうか?
自分が死んだ時に泣いてくれた人たちも、
一週間もすれば涙は枯れ果てる。
時間が経てば自分の存在は思い出になり、
いつの日にか追憶の彼方に飛び去ってしまう。
でも次の日にはちゃんと太陽は昇るんだろうなぁ。