闇がなければ光はなかった
闇は光の母

光がなければ眼はなかった
眼は光の子ども

眼に見えるものが隠している
眼に見えぬもの

人間は母の胎内の闇から生まれ
ふるさとの闇へと帰ってゆく

つかの間の光によって
世界の限りない美しさを知り

こころとからだにひそむ宇宙を
眼が休む夜に夢見る

いつ始まったのか私たちは
誰が始めたのかすべてを

その謎に迫ろうとして眼は
見えぬものを見るすべを探る

ダークマター
眼に見えず耳に聞こえず

しかもずっしりと伝わってくる
重々しい気配のようなもの

そこから今もなお
生まれ続けているものがある

闇は無ではない
闇は私たちを愛している

光をはらみ光を育む闇の
その愛を恐れてはならない


谷川俊太郎


photo:01




愛と受は似てる気がする
無限に注がれた愛に
気付くかどうかは自分次第
受け取る準備が出来ていれば
それは平等に、誰だって
受け取ることができる
そしてまたその愛の連鎖は
風にのって広がって繋がっていく

今日もありがと






iPhoneからの投稿