ここのところ忙しかったせいもあり、疲れて切っていたので仮眠を取ろうと布団に潜った。

携帯のアラームが鳴っても痺れたように体が動かない。
また目を閉じた。

夢の終わりで目が覚めた。
だが瞼が重くまた眠りに付いた。

また夢を見た‥辛い夢だった。
心が苦しく、体を起こせず。

目を閉じる度に夢を見た。
さっき見た辛い夢がドラマのような展開で幸せな結末を迎えた。
辛い夢は苦しかった、だが夢の主人公に私は『私もだよ、私も同じだから』そう言っていた。
彼女は可哀想だった。私は彼女を悲しみ、しかし彼女に安心を得ていた。
だから幸せが寂しかった。


夢の終わりはハッピーエンド


現実は?



目が覚めた。

夢の中の他人の人生の一部でいたいと思った僕を隣で寝ていた猫が現実に呼び戻した。


今は一人じゃない。

とても幸せだということを思い出した。
現金だが心から嬉しいと思った。